▶国立国会図書館に行ってきました

7月24日 高17期 和田良平

■ 国会図書館とは?
まさしく、国会の隣に鎮座し、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館であり、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館であるとのことです。(設置根拠は国会法第130条および国立国会図書館法第1条に規定されています)

ここで重要なのは、上記の「納本制度」です。国内で出版された全ての出版物は保存されているのです。と言うことは、昔見たことがある雑誌が保管されているかも知れないという話で、それを見に行きました。国会図書館の所在は、国会の隣ですが、あの辺りは区画が広く、距離があります。

国立国会図書館(国会図書館HPから引用)

上記図の様にまさに国会の隣です。警備が厳重で、たくさんの警察官や、機動隊がおりました。私は、有楽町で有楽町線に載って、上記図のΑ地点に出て歩きました。暑い夏ですから、少しでも外を歩く距離が少ない方が良いと考えたからです。地上に出て左に曲がり、信号に従って横断歩道を渡ると、左手が目的地です。

最初に見えた国会図書館です。

もう少し進むと、こうした看板がありますが、市民の入り口はもっと先です。

ここが敷地の入り口を入ったところです。左側が本館の入り口で、開館は9:20ですが、この時の時刻は9:10で、もう30人ぐらいが並んでいました。

■ 入館の手続き
そんな場所ですから、誰でもすぐに入れるわけではありません。事前に手続きが必要です。

1.ネットでHPを見て、自分の必要な事項を記入します。「簡単手続き」と「しっかりした手続き」の2種類があるので、選んでデータを送ります。私はややこしい方を選んで手続きをしました。1週間ぐらいして自分のメールアドレスに手続きが完了した旨の連絡があります。

2.入館するには、抽選が必要でした。前の週の金曜日までにHPから申し込みます。すると翌日に抽選結果が来ます。私はすぐ当たったので、翌週の火曜日に行きました。この抽選は、現在では土曜日のみで、それでも少々ややこしいですが、HPを見るとこう書いてあります。

「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在、東京本館では以下の対応を行っています。土曜日を除く開館日は抽選予約制を取り止め、在館者数が1,000人に達した時点で入館制限を行います。土曜日は抽選予約制を継続しますが、9時30分から正午までの時間帯は、登録利用者の方は予約なしで入館いただけます。ただし、在館者数が1,000人に達した時点から、予約のある方以外、入館できなくなります。詳細は以下をご確認ください。」

最初の入館は、新館から入ります。

<新館の入り口>

写真の本館に並んでいた30人ぐらいの方は、登録証を持っている方で、私の様に初めて訪れる場合は、もっと先の右側にあるブルーの「新館」から入ります。ここには数人が並んでいました。両館とも9:20に守衛が入り口を開けて入場できます。マスクを付けて、入ったところにある受付に聞くと、右に曲がったところで登録証を受け取ってくれとのこと。必要書類を提示し、その後10分ぐらい待たされます。資料を渡したところで貰った番号で呼ばれてます。そうすると晴れて登録証を入手できます。

ところがすぐには入れない。まずは、手持ちの荷物をコインロッカーに入れます。100円硬貨が必要ですが、持っていない場合は、守衛にその旨を言うとメダルで使えるロッカーに案内されます。私は小銭がなかったので、こうした手続きをしました。筆記具や参考文献・携帯電話・飲み物の入れ物などは、ロッカーのそばにある透明な手提げに入れます。この中にいる間中これを下げています。3階に喫茶店、6階に食堂と(現在営業はやめていますが、お弁当や飲み物を持ち込んで飲食することは出来ます)売店があります。この売店では、コンビニの様な飲食物は販売していました。ちなみに6階は見晴らしが良いかと思ったら、全然ダメでした。

さて、透明な手提げを持って、入館します。登録者証を駅の改札口の様な機械にかざして、扉が開くので入れます。新館から入ると、すぐ左側にパソコンのディスプレイがあるテーブルがたくさん並んでいます。かなり広いスペースで、ゆったりしています。フロアも広く、ちょっと先には吹き抜けで見通せる場所があり、すごいなあと言う気になりますよ。この中では写真は撮ってはいけないかと思い、(確認はしていませんが)写真はありません。

適当な机を決めて、右端にあるカードリーダーの上に登録証を置くとログインできます。適当にマウスとキーボードを使って館内の資料を検索し、見つかったら、それを広げ、画面上から見ます。

■ なぜ行ったのか?
趣味で昔のオープンリールデッキを入手し、それを修理して動かしていますが、その修理の時に回路図が欲しくなります。メーカーに聞いても原則そうした書類は外部へ出しません。ところが、昔は良い時代でした。こうした機種が発売された頃は、雑誌に回路図がきちんと載っていました。そのことを友人に聞いたので、調べに行ったわけです。

ありました、ありました。たくさんありました。特集増刊号まであり、それをじっくり見て、必要なページを自分の端末から印刷します。これにはちょっと工夫が必要で、いわば自宅でパソコンから資料を印刷する時に、ページ指定や拡大指定をしますが、それと同じです。昔の雑誌は、A5版ですから、見開きで見られますが、A4版の横サイズで見ます。そのため拡大しないと使い物になりません。私は最初の印刷は失敗しました。2回目は、拡大して、A3版に印刷する設定にして、何とか出来ました。

■ 最後はヤフオク
こうして資料のコピーを貰いましたが、まだ鮮明度に欠けました。このコピーはA3版で1枚17円掛かります。ちょっと残念だと思って帰宅しましたが、この時調べた号はメモしてありましたので、ヤフオクで探してみました。そうしたすぐ見つかり、落札も出来て、現在手元にあります。

国会図書館でのコピーは全部無駄になりましたが、そこで調べたからこそ、必要な号が分かったのです。行ったことは無駄ではなかったと思っております。皆さんも調べ物があれば、チャレンジしてみるのも良いかと思います。

■ 閉架式の図書館
国会図書館は、全部閉架式といって、資料は出ていません。館内のパソコンから調べて、資料を請求するのです。そしてこうした資料の中には、すでにディジタル化が進んでいるものも多くあります。こうしたものは、画面からしか見ることが出来ないそうです。現物を見たいと思ったのですが、「画面でどうぞ」と言われました。 また、自宅のパソコンで、国会図書館の資料を検索することも出来ます。

国会図書館オンラインと検索すると、https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/
検索のページが表示されます。国会図書館の中の端末でも全く同じ画面です。しかし、自宅のパソコンでは、資料の中身は見られません。著作権があるので、見たい方は国会図書館へどうぞと書いてあります。ですから、自宅で調べ方を練習して、現場に行かれる方がよろしいかと思います。(了)

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