第12回 青春かながわ校歌祭レポート
9月30日 12時半に、横須賀中央のNTTドコモの前に集合して、大型バスで、厚木に向かいました。天気も良く、渋滞もなく14時過ぎには会場の厚木市文化会館に到着しました。
受付を済ませて、15時に集合して、演奏の本番開始は15時35分でしたが、開始時間が10分ほど遅れました。山田さん(高11期)の指揮で、横中校歌(坂東武者)と横高校歌を熱唱しました。
今回は、東日本大震災で被災した福島県立富岡高等学校が特別出演しました。今日、福島から来られた人、16名以外に、厚木に避難している人、8名も合流して総勢24名の合唱団を構成しました。合唱の前のご挨拶では、「被災して6年が経過している。地震だけだったら復興していたはずだが、原発事故のおかげで、未だに高校には生徒が戻れない状況が続いている」という、放射能汚染の恐ろしさを話されました。山田校歌祭実行委員長から寄付金の贈呈がありました。
どの高校も素晴らしかったのですが、特に後半の最初に演奏した県立厚木高等学校は圧巻でした。150人を越える参加者とチアガールによるダンスと勇猛果敢な応援団のコラボレーションが見事でした。それもそのはず、このダンスドリル部は、全米チアダンスコンテストでグランプリを獲得したチームだそうです。
予定どおり、17時に大型バスで帰路につき、横須賀中央に18時過ぎに到着しました。校歌祭の準備をしていただいたみなさんに感謝いたします。この熱気溢れる校歌祭に、来年もぜひ参加したいと思います。
会場で配られたパンフレットには、かながわ校歌振興会の会則が出ていました。「神奈川県内の新制高校、旧制中学の校歌・応援歌の伝承と振興が目的」と書いてありました。また、「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う」で始まるサミュエル・ウルマンの青春の詩が印刷されていました。青春かながわ校歌祭の重要さと意義を改めて再認識しました。
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/category/koukasai/
本日の演奏の様子は、ケーブルテレビのJ:COMのカメラマンの方が長時間に渡り撮影してくれました。次の時間帯に放送されますので、参加できなかった方は、ぜひ、ご覧ください。
【TV放送(J:COM)のお知らせ】
・10月28日(土) 7時〜 校歌祭前半の放送
・10月29日(日) 7時〜 校歌祭後半の放送
「記恩ヶ丘あれこれ」のページに横中、横高の校歌の歌詞が載っていますので、みなさんも来年の校歌祭に備えて練習しておいてください。
(文責:高25期 廣瀬隆夫)