小川先生の特別授業 第9回「身近な事件と科学」
平成29年6月3日(土)午後、高25期1組の同窓会を開催しました。卒業後、毎年開催を続けた1組の同窓会の回数も44回目まで積み上がりました。また、私達の同窓会ですが、平成21年6月開催の36回目から小川省二先生の特別講義の時間を設ける二部構成として開催しており、今年で先生の講義も9回目を数えます。
第一部 小川先生の特別講義(14:00~17:00 横須賀市産業交流プラザ)
第二部 小川先生&みんなで語る会(17:30~ ピアチェーレ)
参加者:19名
今年の特別講義は、「身近な事件(事象)と科学」というテーマで、
①栃木雪崩事故・・・雪崩のメカニズム、復氷の原理
②毒物、毒薬・・・連続練炭殺人事件、地下鉄サリン事件、VXガス、和歌山カレー事件
等の話題について92歳とは思えない元気さで、3時間、講義を続けられました。(講義資料および写真を添付いたします)
科学の話題について幅広く紹介される中で、色々な昔の出来事が思い出されるご様子で、同僚の先生方や教え子の方の話題を交えて、教員人生を振り返りながら懐かしそうにお話をされているのが印象的でした。
第二部の会場では、イタリアン料理とワインを味わいながら、先生も含めた参加者全員の近況報告と質疑応答で大いに盛り上がりました。ここでも年齢を感じさせない小川先生の健啖ぶりには驚かされました。
講義の話に戻りますが、毎回、講義資料に加えるかたちで、先生がこれまでにまとめられたエッセー的な文章の紹介があります。今回紹介された中で印象に残った以下の作品を掲載いたします。(本人了承済み)(高25期 池田哲史)
■ 第9回テキスト「身近な事件と科学」(PDF)
■ 小川先生特別寄稿エッセイ
「仰げば尊し」