横高陸上競技部OBが箱根駅伝の走路員で協力
毎年恒例の箱根駅伝が、お正月の2、3日に開催されます。第1回大会は、第一次世界大戦が終わったばかりの1920(大正9)年2月14日に行われました。「オリンピックで活躍できる、長距離、マラソン選手を育成すること」を目的に始められ今年で第94回目になります。飛脚制度をもとに、手紙に見立てた襷(たすき)を、東京から宿駅があった鶴見(川崎宿)、戸塚(戸塚宿)、平塚(平塚宿)、小田原(小田原宿)で引き継ぎ、箱根町郵便局(箱根宿)まで届けたことが始まりという説もあります。
【実施日程】
■ 往路:2018年1月2日 8:00スタート 13:30ゴール
大手町(スタート) - 鶴見 - 戸塚 - 平塚 - 小田原 - 箱根町芦ノ湖駐車場入口(ゴール)
■ 復路:2018年1月3日 8:00スタート 13:30ゴール
箱根町芦ノ湖駐車場入口(スタート) - 小田原 - 平塚 - 戸塚 - 鶴見 - 大手町(ゴール)
横須賀陸上競技協会からは、19名が派遣され、私たちは走路員として各持ち場でお手伝いをいたします。横高陸上競技部OBは私を含めて、6名がお手伝いに参加致します。小島正久(高22期)さんは、戸部七丁目交差点、青木利明(高20期)さん、田中俊郎(高22期)さん、馬渕征男(高14期)さんは、戸部駅前で、早川善雄(高11期)さんは、戸部警察署前交差点が、持ち場でお手伝いいたします。私は、往路2区の西平沼交差点に、復路は9区に立ちます。
走路員の主な仕事は、観客の整理です。選手が通過時には主に観客の方を向き、特に人数の多い地点では両手を広げたり、声をかけたりして整理にあたります。走路員とは言え、全員が日本陸上競技連盟の公認審判員です。(高10期 饗場元二・横高陸上競技部OB)
( ↓ 整理に当たっておられる走路員の人たちです)
大会に出場する大学は、「シード校」青山学院大学、東洋大学、早稲田大学、順天堂大学、神奈川大学、中央学院大学、日本体育大学、法政大学、駒澤大学、東海大学、「予選会勝ち上がり」帝京大学、大東文化大学、中央大学、山梨学院大学、拓殖大学、國學院大學、国士舘大学、城西大学、上武大学、東京国際大学、以上20チームに、予選会敗退校の記録上位者を中心に、オープン参加の「関東学生連合チーム」で編成されます。関東学生連合チームで、東京大学3年生、近藤秀一さんが1区を走るかもしれないと話題になっております。
■ 走路員からの報告
・往路(2018年1月2日)
本日は、箱根駅伝2区西平沼交差点に横須賀陸上競技協会の木村俊郎さん、西尾克典さん、饗場元二の3人と法政大学の学生補助役員3人と、警察官が4人で、観客の整理に当たりました。警察官は、車の交通整理、歩行者の安全誘導などをしていました。午前9時30分ごろに、先頭の東洋大学の選手が通過して、青山学院大学、東海大学、神奈川大学が接戦で通過し、9時35分ごろに、関東学生連合チームが通過して、我々の仕事は、無事終了しました。
・復路(2018年1月3日)
二日目も、先頭走者が通過予定の1時間前(午前10時40分頃)に現地集合して、歩行者の交通整理、誘導などを行いました。選手が通過する時は、交通規制が掛かります。最終走者が通過すると、交通規制も解除されて、我々の仕事も無事終了して、現地解散となります。
■ 箱根駅伝よもやま話
過去に、横高陸上競技部の顧問だった本間慎司先生も、東京教育大学時代に箱根駅伝を走っております。横高陸上競技部のOB深瀬弘志(高48期・現記恩が丘走友会会長)さんも、関東学院大学の選手として1区を走っております。
今年は、神奈川大学の選手として8区を走った秋澤敬尚君が、横須賀陸上リトルスクールの出身者なのです。公郷小学校・公郷中学校の時にリトルスクールに在籍して陸上競技をしていました。その後、藤沢翔陽高校、関東学院大学に進み、今年箱根駅伝を走ったのです。
横須賀陸上リトルスクールは、横須賀陸上競技協会普及部が、行っている普及活動の一環で、小学5年生、6年生、中学生を対象にした、陸上競技のクラブ(スクール)です。今年で創立35年の名門クラブです。昨年も男子400Mリレー、女子走り幅跳び、女子走り高跳びが全国大会に出場いたしました。小学3年生、4年生は、ジュニアスクールがあります。現在、校長先生は、横高陸上競技部OBの田中俊郎(高22期)さんです。
往路順位 | 総合順位 |
往路優勝は東洋大学!!
①東洋大学 |
青山学院大学、総合優勝!!四連覇達成!! ①青山学院大学 |
第94回箱根駅伝公式サイト
http://www.hakone-ekiden.jp/