▶高41期 三笑亭小夢さんの落語「第1回敬老寄席in葉山」

9月16日(月)の敬老の日に、葉山町で「第1回敬老寄席in葉山」と題して落語が開催されました。開催場所は、葉山町の福祉文化会館。客席は500名ほどですから、寄席としては丁度良い人数でした。折しも敬老の日ですから、爺さん婆さんが多かったです。会場は、7分ぐらいの入りではなかったかと思います。

出演者は、前座の「春風亭かけ橋」、二つ目の「春雨や風子」、バイオリン漫談の「マグナム小林」、そして、横須賀高校 高41期卒業の三笑亭小夢。彼は2席演じましたから、いわば小夢の独演会スタイルでした。

最初は「宮戸川」。将棋が高じて家を閉め出された半七が、カルタで閉め出された隣のお花と、半七の伯父のところへ転がり込んで、盛り上がってくると、丁度時間ですと言って打ち切るというのが最近のスタイル。小夢も、そうした形を取りましたが、細かいところで、独自の工夫をしていて、熱演でした。

次は、「妾馬(めかうま)」別名「八五郎出世」。妹のお鶴が、殿様に見初められ、男子を出産したために、その兄が殿様にお目通りを許されましたが、がさつな職人気質がお屋敷内で騒動を起こすという話ですが、これも小夢は色々と、くすぐりをいれて熱演していました。ただ、熱演しすぎるという感じがあって、落語はもっと力を抜いてぼんやりと、という面が出てくれば、もっと良かったと感じました。「がさつさ」もしっかりと演技していましたが、もう少し地が出てくるような感じもあればと・・・。

少々生意気な感想でした。(高17期 和田 良平)

<小夢>
細かなところまで観ていただいており、本当にありがとうございます‼ 熱演しすぎの件り(くだり)は、自分でも特に気を付けているところですので、胸に刺さりました。大ネタ(妾馬)、2回目ということもあり、気負いもありました。今後ともご教示よろしくお願いいたします‼

    ▶高41期 三笑亭小夢さんの落語「第1回敬老寄席in葉山」” に対して2件のコメントがあります。

    1. 廣瀬隆夫 より:

      おもしろいですね。横高の同窓生には、いろいろな人がいて楽しいですね。三笑亭小夢さんの古典落語はお聴きしたいですね。

    2. 和田良平 より:

      小夢さんのコメントは、本人が私宛にこのHPを見て送ってきました。もちろん本人にも了解をもらった上で、公開しました。直近では、10月6日(日)に横浜の賑わい座に出演します。午後の部の中入り直後ですから、15時頃の公演かと思います。たまたま夕方桜木町で用事があるので、その前に見てこようかと思っております。小夢さんは、この日上野の「お江戸広小路亭」で12:25~12:45まで出演して、それから横浜まで来るようです。お座敷の掛け持ちといった感じでしょうか。がんばって大看板になって欲しいですね。

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