▶ぶらり散歩「ヴェルニー公園の南極観測船・しらせ」

11月2日「しらせ」出港予定が発表されました。11月20日、海上自衛隊横須賀地方総監部内の桟橋から、沖合に停泊している「しらせ」(洋上隔離のため11月6日(金曜日)に先に出港。)にボートで移動する予定だそうです。東京湾を出ていく姿が見られるでしょうか。
今年は新型コロナウィルス対策でたいへんなようです、無事に行って来てほしいですね。
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/info/20200629.html

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10月16日、薔薇がキレイに咲いているヴェルニー公園へ「しらせ」を見に行ってきました。そこで「しらせ」や南極観測に関する情報を集めてみました。(10月18日 高23期 石渡 明美)

JR横須賀駅の近くに停泊しています。第62次南極観測隊を乗せる「しらせ」の行動計画は次のようになっています。予定では、11月11日に晴海埠頭から出港ですから、その前に横須賀から出港ですね。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/06/28/1418369-11.pdf
コロナ対策のために、隊員は少なくなり、南極の昭和基地に直行するという記事が出ていました。観測船でクラスターが発生したら大変なことになるでしょうから対策は万全でしょうね。
https://www.sakigake.jp/news/article/20200629CO0138/

「しらせ」は1912(明治45)年に、日本人として初めての南極探検を行った白瀬矗(しらせのぶ) の名前に由来しています。日本の南極観測は、1957年に第1次南極地域観測隊が昭和基地を開設以降、現在に至るまで60年以上に渡り南極観測が続けられています。
https://www.nipr.ac.jp/antarctic/aboutjare/

その「しらせ」が人手不足のために南極観測から撤退が検討されているという記事が出ていました。続けてもらいたいですね。
https://www.sankei.com/life/news/190428/lif1904280046-n1.html

当校の卒業生である高6期の国分征さんが、第7次(1967年)、13次越冬隊(1972年)、18次(1977年)、32次夏隊(1997年)にオーロラの研究のために参加されています。https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/2017/09/16/kokubu/

    ▶ぶらり散歩「ヴェルニー公園の南極観測船・しらせ」” に対して1件のコメントがあります。

    1. 上田 寛 より:

      横須賀高校からは高6期の国分征さんのほかに、中26期の深瀬茂さん、同じく中26期の石田完さんが南極観測隊員として参加されています。
      深瀬茂さんは、第4次(1959~1960)夏隊の海洋担当として気象庁から派遣され、石田完さんは、第4次、第8次の地学担当として北大低温科学研究所から派遣されています。
      深沢さんは同期の石田さんがこの船(当時は宗谷)に乗っていることは知らず、見つけたときは嬉しくて「よう!石田君」と声をかけたとのエピソードが残っています。
       参考 100周年誌「百年の風」、会報「朋友」66号

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