▶JALの工場見学体験記
また、航空会社の、工場見学に行ってきました。今回は、JALの有料コースです。(高17期 和田 良平)
有料といっても、支払いはマイレージです。マイレージを持っていないと参加できません。幸か不幸か、私はJALに囲い込まれており、グローバルクラブというJALの会の会員です。支払いは、マイレージを使って2,000マイル。まあ2,000円と考えれば良いです。申込はJALのホームページから。時々ニュースが来て、その中に募集というのがありました。HPでの操作は、従前の無料コースと同じです。事前に待っていて、その時刻から頑張る。JAL見学予約サイト https://www.jal.com/ja/kengaku/reservations/
1回が20名ほどですから、すぐに埋まりますが、10分ぐらいやり直すと取れました。しつこさが肝心です。実際に行くと何が違うのか?ほとんど変わりません。無料の飲み物や食べ物は出ません。しかし、最初の座学の中で、ライフジャケットを試着できます。そして、3名ほどが前に出て実際に脹らませます。私もやりたくて参加に手を上げましたが、じゃんけんで負けました。(>_<)
しかし、すぐ前で脹らませるのを見られます。ビックリしたのは、意外に音が大きいです。「ボン!」と爆発するような音がして、脹らみます。車で運転中にぶつかったことはないので、エアーバックの脹らむ時は見たことがありません。ひょっとしたら同じようなものかも知れません。ライフベストの下の方に小さなボンベが着いています。それが開いて一挙に脹らみます。
ライフベストは、椅子の下か横に収納してありますが、かぶったことはないでしょう。かぶってみると、どっちが前か後ろか、かぶる方向も表か裏かがよく分かりますよ。それ以外は無料と違いがなく、あ〜あ、2,000円無駄だったかと思いました。でも幸いなことに、午前中は雨でしたが、参加した午後は、晴れ上がって、きれいな空。さらに格納庫も全開してくれて、点検中だった機材が格納庫から出て行くところをじっくりと見られました。
大きな機体が目の前を動いていく様は、ちょっと興奮します。今年だけで航空会社の工場見学は3回も行きました。それぞれに新しい発見はあるのですが、今回は同行の参加者は一番少なく、ゆったりと見られました。格納庫の中の見学は、6名で回りました。中年の夫婦と、小学生の娘を二人連れたお母さんと私でした。参加したのは、12月13日(火)の平日で、小学生たちは学校を早退させて参加したとのことです。そんなのありかな?午後の参加は、飛行機を逆光で見ることになるので、午前中の方が良いという結論です。ご参考までに。
<写真説明>
1.点検中の機材の後ろから見た写真です。後ろの穴は、駐機中に使うジェットエンジンの排気口
2.正面の写真です。見学中はヘルメットをかぶせられます。
3.目の前で押されて格納庫から出て行った737です。逆光の様子が分かります。
ライフジャケットの試着は貴重な体験ですね。
搭乗すると、CD(キャビンアテンダント)が説明するので知ってはいますが、触ったことも、膨らんだ状態も見たことはありません。酸素マスクやライフジャケットを着用することがないことを祈っています。
和田良平様
いろいろな趣味がおありですね。諸外国に沢山行かれているので、それが続いているのですね。なかできない体験でよかったですね。
誰もなかなか体験できることではない貴重な経験談、楽しく読ませていただきました。いつも一緒に歌っていますが、和田さんは奥が深い!