▶現代マンガ論(1)
私は高22期ですが、40期ぐらいの方々まではマンガに熱中した世代ではないでしょうか。記恩ヶ丘HPにマンガコーナーが新設された事を受けて、20年ぶりでしょう、今日、週刊少年ジャンプ(2023年)48号を買って、読みました。実は15年ぐらい前ですが、一瞬、「買おうかな」と思ったことがあったのですが、やめました。そのころは「ワンピース」が絶賛連載中だったと思います。今もそのワンピースは継続していますね。(高22期 伴野 明)
何が気に入らなかったかというと、「絵が汚い」のです。「ドラゴンボール」あたりまでのマンガはどれも輪郭がシンプルな線で描かれており、鉛筆のザクザク書き(私流の表現ですが)みたいなものは好みではないのです。おそらく、初期マンガ世代の方々も同感でないでしょうか。
手塚治虫先生を始め、赤塚不二夫先生~鳥山明まで線画の雰囲気は変わりません。今のような書き方は、いつだったか、マンガと言わずに「劇画」と言い出した頃から始まったように思います。一つの形態としては「アリ」ですが、今回買った少年ジャンプは、全てが「鉛筆ザキザク書き」でした。
これはいかがなものか。皆さんどうお考えですか?
内容については、次の投稿で述べたいと思います。