▶赤十字街頭募金(高22期 加藤 麻貴子)
「赤十字街頭募金です。ご協力をよろしくお願いします」と募金箱を首から下げて連呼しました。今日10月4日のことです。12時から14時まで浦賀駅で赤十字街頭募金をお願いしました。2か所の改札口でひとりずつ立ってお願いをしました。募金を頂いた方には赤い羽根を差し上げます。昼下がりのことでもあり、乗降客も少なくひとりひとりに直接声をかけるような募金活動でした。
2時間で15人ほど、もう一人の方もそれ位なので約30名の方が募金に応じてくれたと思います。10時から12時までの担当者もいらしたので4名で4時間の作業でした。2時間立ち続けるというのは随分と疲れる作業でした。それでどれほど募金が集まったか推測すると、悲しくなるくらいの金額のようでした。生まれて初めての募金活動の成果のなさにがっかりいたしました。
募金をして下さるのは概ね、中年以上の叔母様たちです。殿方と若い人たちは表情も変えずに無視して通り過ぎます。殆どの方がパスモ或いはアプリを入れたスマホで改札を通ります。小銭を持つ習慣が無いのかもしれません。またバックパックを持つ人も多く、中には肩から降ろしたバックの中をもぞもぞと探し、やっとの思いで小銭入れを取り出し、募金してくれた方も2,3人いらしてそんな方には大きな声で心を込めてお礼を言いました。
以前は10月になると恒例行事のように胸元に赤い羽根を付けて歩く人を多く見かけたような気がいたします。でも最近は殆ど見かけなくなり街頭募金者の激減を実感しました。2年ほど前から民生児童委員となり、街頭募金活動が役目となっていたので協力をしたのです。
これは「赤十字募金週間がはじまりました」という宣伝のようなものです。実際には街頭募金ではなく各町内で戸別訪問をして募金を集めます。でも人口減少もあり募金が減っているのも事実で、社会福祉活動も縮小を迫られている感があります。
どこかで募金活動を見かけたら「お疲れ様」と云いながら募金をしようと思いながら、汗を拭きつつ家路につきました。
それはそれは、ご苦労さまでした。「赤十字募金」と「赤い羽根共同募金」、違いが判りませんけど、私は「赤い羽根」に気付けばほぼ応じます。が、昨今はネットの影響か、特に若い人に「募金」=「怪しい」との擦り込みがあるように思います。TV・新聞メディアがこういう実態を取り上げて、各募金の性格や使途などを判り易く報道することが重要ですね
赤い羽根街頭募金活動、お疲れ様でした。実は私も2022年まで金沢区の民生委員をしていました。毎年10月1日に六浦周辺の駅・店舗等に民児協のみんなと立ちました。おっしゃるとおり各企業の広い心が20年前からするとなくなり、顔見知りも少なくなって募金額が減少していきましたが、”赤い羽根の時期ですよ!”の広報活動と思ってやっていました。
なかなか厳しい世の中ですがこれから先も互助の精神は大切にしたいです。