▶日本語会話サロン9月・10月(高22期 加藤 麻貴子)
夏も過ぎ9月から日本語サロンが再開しました。相変わらずロシアのカーチャの担当です。日本語検定の5級がパーフェクトで合格したと嬉しそうでした。書き方のドリルも休み中にかなり進みました。それから漫画の「タッチ」も読み終え、今は「ちびまるこちゃん」を読み始めました。最近はとても早くすらすらと読めるようになりました。兎に角一字一句すべて音読してもらいます。時々私が質問をして会話に誘導しようと試みますが話が弾むとこまではいきません。無口なカーチャですが夏前に比べると笑顔も増えてオープンマインドになってきました。今日は化粧品やアイドルの話題で少し盛り上がりました。
今使用しているN4のテキストも終盤、尊敬語や謙譲語などもあり教えることも難しくなってきました。「いただく」と「くださる」「させていただきたい」と「していただきたい」など、教えるとなると案外難しいものです。彼女もテキストの問題に初めて誤答するようになりました。
参加者10名は国籍も日本語習熟度も動機も違います。勉強したい人、おしゃべりを楽しみたい人、居場所を求めに来る人などさまざまですが、和気あいあいとした雰囲気で後半の30分間は各グループで出た話題などをシェアします。今日はタバコと喫煙について話したオーストラリアの人の話が印象に残りました。お国ではタバコの価格が非常に高く、20本入りのパックが3000円から5000円するそうです。喫煙に伴う疾病で政府が支払う治療費を減らすための政策のようです。
生のお国事情に触れることができるのも魅力のひとつです。
日本人でも敬語や謙譲語は正確には操れません。まして外国人には珍紛漢紛でしょうね。漫画は外国の子供には格好の教材ですね。特に「ちびまる子ちゃん」は特徴あるキャラクターが揃ってます。
ところで、私は散髪屋で「ちびまる子のおじいちゃん風に刈って」と頼みます。このブログのアイキャッチャーの右下の男の子に似た髪型の人も選挙解説の番組で見かけます。確か共同通信の久江某と言ったかな。周りを刈り上げて上の髪を両側から真ん中に集めてます。髪型が気になって解説が頭に入りません。総裁選では高市氏の議員票を40票と予想して、大外れでしたっけ。
高橋さんの髪は「ちびまるこちゃんのおじいちゃん風に刈って」という頼み方は面白い。ちびまる子ちゃんは私たちの子ども世代に大人気でしたね。