▶横須賀美術館のサルバトール・ダリ展(高22期 加藤 麻貴子)

春の海ひねもすのたりのたりと誘われて観音崎の横須賀美術館のサルバトール・ダリ展に行ってきた。やっぱり奇才・天才。

シュールレアリスムのグループから退会させられる時には「俺こそがシュールレアリスムだ!」と言い放ち、フェルメールを愛し、詩人のポール・エリュアールの妻だったガラと結婚しミューズのようにこよなく愛し、二重らせんの絵にはガラ酸とダリ酸のデオキシリボ核酸と名付けたり、「陽子と反陽子」や「原爆の木」など科学に影響された絵も多く、「記憶の固執」の時計はぐにゃりと曲がり、幻想的。でもどれもとても丁寧な繊細な筆の運びで美しかった。

散歩がてら「ダリ展」お勧めです。

▶横須賀美術館のサルバトール・ダリ展(高22期 加藤 麻貴子)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 岡田須美子 より:

    非常に懐かしいです。ダリ展といえば、ちょうど大学入学直後、品川かそのあたりの会場に見に行きました。ぐにゃっとまがったり時計が垂れ下ったり、テーブルからスライムのようにドロッと垂れ落ちる絵がとても奇異にかんじたことをおもいだしました。恥ずかしながら半世紀超え超えの経験です。

    1. 加藤麻貴子 より:

      岡田様、コメントをありがとうございます。
      若い頃にご覧になったのですね。若い頃エリュアールの詩(内容は覚えていません)を読んだことがあり、ダリは恋敵だったと思いながら鑑賞しました。

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