▶銀座のフォトギャラリーで梶原淳治氏(高17期)展を見てきました!(高17期 和田 良平)

高校の同期で、音楽部の友人でもあった梶原淳治氏から、銀座で個展をやるという連絡がありました。趣味で写真を撮っているというのは知っていましたが、「銀座のキャノンギャラリーで個展」というのは全く結びつかず(失礼!)、少々ビックリしました。
大学時代の4年間は、横高OB合唱団のメンバーでもあり、1970年5月に開催した第5回定期演奏会まで出演しておりました。その後は就職で松下電器。大阪赴任となって転居しました。
作家プロフィールに寄れば、電機企業において一眼レフ用自動露出制御ICを開発とあります。カメラにはずっと縁があったんですね。退職してから写真表現大学作家コースで学び、キャノンフォトコンテストネイチャー部門入賞とありました。こうした経験からやってきたのですね。
私が訪問したのは、3月12日午後。あいにくの雨でしたが、広い会場の周りにぐるっと出品作40点を並べて、本人は入り口の横の机に座っていました。この40点の写真をすべて説明していただきました。
彼の写真の特長は、「映り込み」です。普通は気づかない、ちょっとしたガラスやアクリル板の写った絵と実物の絵がオーバーラップすると、なんともいえない別世界が開けます。その一瞬を切り取って写真にしていました。
気に入った重なりが見られるまで、じっと待つのだそうです。太陽に光がちょうど良くなり、実像がうまく現れ、偶然の映り込みの絵がうまく重なる。そうした場面になるまでの我慢だそうです。
銀座での開催は、土曜日の15日まで。その後はホームグラウンドの大阪でも開催します。大変感動した一日でした。
写真は、会場の片隅と本人との記念写真です。
下記にネットでの記事を引用します。
https://personal.canon.jp/showroom/gallery/ginza
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/kajiwara-magical-moment

