▶音楽劇「明日への願い・決して忘れてはいけないこと~横浜・富岡空襲の記憶を未来に~」のご紹介(高25期 廣瀬隆夫)

先日も、アメリカがイランの核施設を攻撃したという衝撃的なニュースが報じられました。ロシアによるウクライナ侵攻は依然として終息の兆しが見えず、イスラエルとパレスチナの間では激しい衝突が続き、多くの尊い命が奪われています。

私たちはそれらを映像で目にすることはあっても、その現実の悲惨さを本当の意味で体感することはできません。しかし、約80年前、日本もまた戦争という極限の状況の中で、多くの苦しみと犠牲を経験しました。それは決して遠い過去の出来事ではなく、今を生きる私たちにも深く関わる、忘れてはならない歴史の一部なのです。

このたび、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代へ語り継ぐため、舞台芸術サークル「潮の音」の皆さんによって、戦後80年の特別企画として音楽劇「明日への願い・決して忘れてはいけないこと ~横浜・富岡空襲の記憶を未来に~」が上演されることとなりました。劇中では、富岡空襲を題材にした新たな楽曲も披露されます。この楽曲は、神奈川県立金沢総合高等学校吹奏楽部の皆さんにより生演奏されます。

年齢や世代を問わず演じられるこの音楽劇は、時代を越えて記憶を受け継ぎ、未来への希望を紡ぐ、かけがえのない平和の架け橋となることでしょう。

お時間のある方は、ぜひ、会場に足をお運びください。

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