▶不用品の無料引き取り(高22期 高橋克己)

自宅マンション1階ホールの郵便受けに「不用品無料引き取り」のチラシが入っていた。引き取り日が翌日なので、これまで使ったことがなかった。が、先日の夜8時頃に外出から帰ると、ちょうど上の階の方のポストに、部屋番号と氏名を記したチラシが貼り付けてあった。

なるほどこうして使うのか、と初めてチラシをしげしげチェックすると、物置部屋や戸棚で埃をかぶっているはずの品々が思い浮かぶ。チラシには「このチラシに部屋番号と名前を記入し、郵便受けに貼ってください」「不用品は、明日玄関前に出して下さい。不在でも結構です」とあった。

明日の朝かも知れないので、夜のうちに捜し出したのが写真の品々である。右手前からCDデッキ(マランツ)、ラジカセ(ソニー)、VTRレコーダ(パナ)、黒い箱がカセットデンスケ(ソニー)、ミニコンポ・スピーカ(?)、ノートPC(Lavie)、右端がファンレス送風機(パナ)。

VTRとスピーカ以外は、何らかの不具合で使えないまま放ってあった。お陰で、ラジオ(Bose)、カセットプレーヤ(ONKYO)、CD・DVDプレーヤ(中国製)が見付かった。ラジオのAUXにプレーヤを繋ぎ、伯父の遺品の落語カセット数十本と手持ちのCD十数枚を聴くことが出来るようになった。

こうした無料回収業が成り立つ理由を考えるに、先ず使えるものは幾許かで転売でき、また私が出したCDデッキやカセットデンスケは、販売当時は4-5万円したはずなので、もし修理が出来ればそれなりの価格で再販ができる可能性がある、物によっては部品が再利用できる、といったことだろうか。

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