▶散歩で出会った春の草花(高25期 廣瀬隆夫)

散歩をしていますと、いろいろな草花に出会います。
花壇にきれいに植えられている花よりも、私は道端に咲いている雑草の方が好きです。

人が花屋さんから買ってきて植えた花ではなく、自分たちの力で自由に生き、季節になるとちゃんと花を咲かせてくれる――そのしぶとさに、どこか心を惹かれるのです。

雑草は、側溝の上や崖、塀の隙間など、どんなところにも芽を出します。ところが、その雑草を引き抜いて庭に植えると、なぜか枯れてしまうことが多いものです。

人には分かりませんが、雑草はあちらこちらに種を飛ばし、その中から自分の好きな場所を選んで根を張り、花を咲かせているのではないでしょうか。
「余計なことをするな、自由にさせてほしい」と言っているようにも思えます。

雑草は、かたくなで自由でいいなあ、とつくづく思います。

会社勤めをしていた頃は、九時から五時まで会社に拘束されていました。しかし、古希を迎えた今は、そのような束縛はありません。天気のよい日は散歩に出かけます。途中の公園で本を読んだり、パソコンでブログを書いたりすることもあります。

年を重ねることも、捨てたものではありません。
雑草と語り合いながら歩く散歩も、なかなか味わい深いものです。

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