▶統合される走水小学校と馬堀小学校の新校名(高22期 高橋揚一)

昨日、馬堀町の町内会役員から朗報と銘打ったメールが届きました。来年度から統合される走水小学校と馬堀小学校の新校名は馬堀小学校のままとなったとの連絡です。馬堀の住民や馬堀小学校にとっては朗報かも知れませんが、3,000人以上の統合反対署名をした走水の人たちの気持ちは踏みにじられました。これでは両校痛み分けの統合ではなく、アンフェアな吸収合併です。

教育委員会からの公募が始まった5月から3ヶ月もの間にどのような協議が行われ、どのような力が働いたのでしょうか。自己の応募名に固執してはいませんが、さまざまな校名を親身になって考えた多くの方々を当て馬として扱い、誠意を仇で返されたことは辛いです。

応募基準に「他の小学校名は使用できません」と記されていたにもかかわらず、このような結果に至るシナリオなら公募などすべきではなかったと思います。情けない茶番で愛すべき横須賀市や馬堀町の行く末を憂慮せざるを得ません。

    ▶統合される走水小学校と馬堀小学校の新校名(高22期 高橋揚一)” に対して3件のコメントがあります。

    1. 高橋克己 より:

      揚一さん提案の「海の子小学校」を応援していたので、私も揚一案落選の読売報道を残念な気持ちで読みました、大滝町の「ミスド」で。
      長浦小と田浦小の統合では長浦小が新校名になり、両方とも新校名の校舎が使われるそうなので「存続校舎の名を残した」というのが大義名分と感じました。
      が、そうなると私の母校青葉小と坂本小の統合で、青葉小の校舎が存続するにも関わらず新校名は全国どこにもある「桜小学校」という平凡な校名になったのは明らかに二重基準。
      これには規模が影響した思います。私の時代の青葉小は80人、坂本小は200人規模でした。かといって坂本小では「校舎は青葉なのに」との不満は必至。そこで「桜小」になったという訳です。
      読売には何百だかの候補から選んだとありました。大勢の卒業生が一生懸命考えて応募したのでしょうね。「海の子小学校」もその一つ、実に残念でした。

    2. 高橋揚一(高22期6組大西昭先生学級) より:

      コメント有難うございます。
      青葉小学校と坂本小学校は桜小学校になったんですよね。
      僕は田浦小学校に入学して1年2学期に馬堀小学校に転校しましたが走水小学校や田浦小学校の方々を軽んじて多くの応募者をもてあそんだ結末は釈然としません。
      「海の子小学校」に固執してはいませんが「渚小学校」「浜辺小学校」「走馬(はま)小学校」「西走水小学校」などさまざまな案があったようなので、そのどれかに決まってほしかったです。

    3. 高橋揚一(高22期6組大西昭先生学級) より:

      当投稿文とほぼ同じ文(行の順序は変更)を横須賀市お問い合わせメールに記したところ、教育委員会から下記のメールが届きましたので全文を公開します。

      平素よりお世話になっております。
      この度は、ご意見をいただきましてありがとうございます。
      メールを拝見し、内容を確認させていただきました。

      校名については、令和6年4月26日〜5月31日の期間で、走水・馬堀地域の児童、保護者、地域等に対し、校名候補の募集を行い、184件、71候補の応募をいただきました。
      次に、令和6年6月12日に開催した合同学校運営協議会において、応募いただいた候補から今回議案として提出した17候補の校名を決定しました。
      次に、令和6年8月8日に開催した教育委員会定例会において、第2回合同学校運営協議会で絞られた17候補の中から、教育長を含む教育委員5名による投票で決定されました。
      投票に当たっては、次のとおり、合同学校運営協議会により協議された学校名候補の協議に当たっての視点を踏まえ、各候補の提案理由及び合同学校運営協議会による候補提出理由を総合的に判断していただいています。
      なお、応募基準にある「横須賀市内の他の小学校と同じ校名は使用できません。」という文言は走水小学校及び馬堀小学校という名称の応募を妨げるものではありません。

      【校名候補の協議に当たっての視点】
      1 一般的な読み方ができなかったり、読み方が何通りもできる校名でないこと。
      2 他の地域に類似の校名がなく、誤解されることがないこと。
      3 地理、歴史、自然環境など、その学校が持つ特色等に合っているか。
      4 校名をつけた理由が明確であるか。
      5 両校の児童や地域が親しみやすく、受け入れやすい校名か。

      【候補の提案理由】
      ・地名と同じ校名がわかりやすい。
      ・中学校が側にあること、また、将来の小中一貫教育を見据えて、校名を合わせた方が良い。
      ・将来の教育環境整備を踏まえ、他地域でも毎回統合時に校名を変更することになるため、校名は変更しない方が良い。
      ・校名の変更や、所在地と関係のない校名にすると、バス停名や信号機名、民間の商店企業、災害避難時の混乱等、生徒や学区の住民だけでなく広く影響が及ぶ可能性がある。
      ・予算等の面から、変更しない方が良い。

      【合同学校運営協議会等での主な意見】
      ・両小学校、両地域が対等に一緒になる統合だということで、校名は決定していただきたいです。
      ・走水地区の方は、走水小学校が馬堀小学校に統合するという意味ではない、ということを強く意識していたと思います。走水小学校と馬堀小学校が統合するという意味で、新しい校名を考えた方が良いという方が何人かいらっしゃいました。走水、馬堀に縁のない新しい名前の候補も大切にしてほしいです。
      ・校名を決定した時の理由は、前向きな理由であってほしいです。
      ・近い将来、小中一貫教育校になる可能性もあると思います。小中学校が一番隣接しているのは馬堀小学校と馬堀中学校だと思います。そのようになったときを考えて、また、将来的に望洋小学校の統合も考えて、名前を改めて考えるとエネルギーを使うのではないかと思いますので、馬堀で良いと思います。
      ・校名が変わると、避難所になっているので案内も変えなければいけないし、地区の地図も全部変更しなければいけない、関わり合ってくる変更というのは、全て予算がかかります。校名を変更しなければ、その予算を別のことに使えます。
      ・素敵な校名になったときに、京急電鉄が校名に駅名を変えてくれるぐらいしてくれたら、町は教育面で盛り上がるのかなと思います。

      横須賀市教育委員会事務局教育総務部教育政策課

      以上です。

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