▶ドイツ中世史の一断章 神聖ローマ帝国の光と影 その2(高22期 松原 隆文)
一、叙任権闘争(1)1049年、レオ9世の登位以来、改革教皇庁は徐々に自らの組織を形成し、信仰・思想上の権威を高めていったが、それはやがて「教会の自由」を掲げた自らの独立性の主張へと発展していった。それは原理的・政策的に […]
▶ドイツ中世史の一断章 神聖ローマ帝国の光と影 その1(高22期 松原 隆文)
一、ザクセン朝の始まり(1)ハインリヒ1世の即位 915年5月、ザクセン族の指導者ハインリヒは、混迷した東フランク王国の国王に選ばれた。フランク王国はここにフランク族以外の王を頂くことになった。当時の東フランクは部族大公 […]
▶77期の男子生徒との会話(高22期 高橋克己)
中央に出ると大概三笠通り入り口の「タリーズ」か大滝町の「ミスド」に行く。前者にはwifiがあり、後者では新聞(読売)が読めるので、1-2時間は涼しく過ごせる。3階まであって広い「タリーズ」は、さながら私の時代の図書館よろ […]
▶昭和のラジオ・テレビ物語:第3話(高22期 高橋揚一)
【少年ジェット(昭和99年9月)】 ♬勇気だ力だ 誰にも負けないこの意気だ ヤア 白いマフラーは 正義のしるし その名はジェット少年ジェット 進めジェット少年ジェーット A・B・C♬最後は「A・B・C」ではなく「J・E・ […]
▶ 難攻不落の神聖ローマ帝国(高22期 松原 隆文)
「神聖ローマ帝国」 なんとも奇妙な国名だ。高校2年の時、世界史を選択した私はこの国名に大いなる疑問を感じた。なぜドイツ王国あるいはドイツ帝国ではないのか!とである。学問的興味というのはどの分野でも素朴な疑問から始まるので […]
▶“I like him less”:AI翻訳の誤訳(高22期 高橋克己)
昨年10月に起こったハマスによるテロ事件では、イスラエル人だけでなくベトナム人や米国人を含む約1200人が殺害され、数千人が傷を負っただけでなく、255人がガザに連れ去られて人質にされました。一部は解放されましたが、未だ […]
▶猪瀬直樹著『昭和23年冬の暗号』を読む(高22期 高橋克己)
8月14日の「月刊Hanadaチャンネル生放送」にゲスト出演した猪瀬直樹氏が、自著『昭和23年冬の暗号』(中公文庫)を紹介していた。番組の放送日が終戦記念日の前日、また昭和23年冬と言えば東京裁判の判決が下され、A級戦犯 […]
▶日本語は難しい:ハリス氏の「豹変」は新婚気分に「棹を差す」?(高22期 高橋克己)
7月下旬にバイデン氏が11月5日の次期大統領選挙への不出馬を表明し、急遽、副大統領(VP)のカマラ・ハリス氏が民主党の候補に選ばれました。途端、VPとしては史上最低の支持率20%台だったハリス氏の大統領としての支持率が4 […]
▶お賽銭ドロボーさんへ(高25期 廣瀬隆夫)
近くの神社に行きましたら、こんな張り紙がしてありました。読むと、賽銭ドロボーへの張り紙らしいのです。早朝散歩で神社に行った時、境内の掃除をしている人に声をかけました。氏子総代のAさんでした。この張り紙について聞いてみまし […]
▶統合される走水小学校と馬堀小学校の新校名(高22期 高橋揚一)
昨日、馬堀町の町内会役員から朗報と銘打ったメールが届きました。来年度から統合される走水小学校と馬堀小学校の新校名は馬堀小学校のままとなったとの連絡です。馬堀の住民や馬堀小学校にとっては朗報かも知れませんが、3,000人以 […]
▶経験者が語るパリ五輪レスリング(高22期 高橋克己)
柔道では審判の判定が物議を醸したパリ五輪の格闘技、レスリングが始まったので再び経験者が語ります。とはいえ、私のレスリング経験は高2の12月から高3の10月までの300日に過ぎないので、ルールも技も未経験者よりは多少知って […]
▶経験者が語るパリ五輪柔道審判(高22期 高橋克己)
パリ五輪柔道で阿部詩選手が一本負けした翌日の昼下がり、細君の実家福井で避暑中の友人M君からLINEが着信し、一応黒帯の私と以下のような審判談義になりました。学生時代のバイト2年後輩のM君は柔道三段、当時は178cmx10 […]
▶夏のベンチャーズ(高22期 松原 隆文)
以前の投稿で少し触れたが、夏はベンチャーズが最高だ。週末になると、大音量にして 何曲か聴いている。「何曲か」と言うのはCDを掛けっ放しにするのではなく、プレーヤーの傍で小まめに選曲するからだ。知っている人も多いと想像す […]
▶名歌手藤山一郎が唄う城ヶ島の雨(高22期 松原 隆文)
あくまで個人的印象だが、この歌は梅雨時の歌だ。鬱陶しい季節の三浦の情景を唄ったものだ。しかも対岸の向が崎から城ヶ島を見た風景だ。 これも偏見だが、日本の歌曲は肩肘張った曲が多い。日本的情景に西洋音楽を当てはめるので無 […]
▶罪の償わせ方(高22期 高橋克己)
いたずら盛りの子供の頃、「表に立ってなさい」と良く母に叱られた。30分と経たないうちに、「ごめんなさい、もうしません」と玄関を開けて家に入ったものでした。もちろん学校でもしばしば廊下に立たされました。再発防止にどれだけ役 […]
▶台湾とテキサス(高22期 高橋克己)
「日本とメキシコ」(高22期 加藤麻貴子さん)の記事を拝読しました。私のメキシコのイメージは「お人好しの国」です。西部劇などでは一部小狡そうな人物も登場しますが、多くは銃撃戦の中で逃げ惑う人々のそれです。ちょうどメキシコ […]
▶日本とメキシコ(高22期 加藤 麻貴子)
メキシコの帆船が横須賀に寄港したことで思い出したことがありました。 1989年夏メキシコの日墨学院の女子高生が我が家に3泊4日で泊まりにきました。私のスペイン語はというと、オラ、ヨソイ、ムイビエン、グラシアスなどはっ […]
▶メラニア・トランプ:「仲直りしましょう Let Us Reunite」(高22期 高橋克己)
昨日の朝、トランプ前大統領がペンシルベニアで演説中に銃撃される事件が起きました。幸い軽傷だったようで、明日からの党大会に支障はないようです。この事件を受けてメラニア夫人が「米国民の仲直り」を呼び掛けています。全文を紹介し […]
▶日本語教室 7月(高22期 加藤 麻貴子)
9日は1学期最後の日本語教室、何時になく明るい笑顔のロシアのエカテリーナがマスクをせずに現れました。マスクに眼鏡で教科書を読むさまは「ガリ勉」のイメージでしたが、何とも可愛い笑顔の女の子でした。教科書の勉強の前に少し雑談 […]
▶三島由紀夫(平岡公威)生誕100年(高22期 加藤 麻貴子)
先日、日本文学研究者のポール・マッカーシー氏の三島由紀夫についてのお話を聞いてきました。彼はカナダ生まれの米国籍の80歳、高校生の時に英文学からアジア文学研究に切り替え、20歳で来日してタバコとお酒を日本で覚え、そして日 […]