大津クラブのテニスと「せっかちな河津桜」

大津クラブのテニスコートは、横須賀市長井町6丁目にあります。ソレイユの丘を左に見て海岸に向かって500メートル位のところに、石垣の沼田邸があります。その庭にテニスコートが一面あります。我々はいつもこのコートでテニスを楽しんでいます。

大津クラブは、平成26年に創立50周年を迎えた伝統あるテニスクラブです。創立者は、横高6期卒業の川島洋二さん、10期の白井肇さん、10期の中村眞さんたちです。私もその仲間のひとりです。

テニスコートの近くにある河津桜を見るとこの時期に花が咲いていました。河津桜は早咲きの桜で、例年は1月下旬から2月に開花しますが、今年は、もう咲いていました。三崎口駅と三浦海岸駅の間の河津桜も咲き始めていました。

このような現象は、「狂い咲き」や「返り咲き」と呼ばれていますが、気象台では、時にあらずということで、「不時(ふじ)現象」と呼んでいるそうです。不時現象は異常気象で起こりやすく、木の恒常性が損なわれて冬に開花を抑制する休眠ホルモンが十分に届かなくなった時に起こる現象だそうです。

12月9日(土)の読売新聞・朝刊の横須賀版に、「勘違い?せっかち横須賀の河津桜 開花」と言うタイトルで記事が出ておりました。
横須賀市大津町の団地「コーポ湘南大津」にある河津桜が、季節はずれの花を咲かせている。団地住民でつくる「花の会」が17年前,市立大津中学校と路地を隔てた団地南側敷地に植えた木で、同会の宇井貞之助会長(80)は「例年は2月中旬に咲く。こんな時期に咲いたのは初めて」と驚いている。市自然・人文博物館の山本薫学芸員は「寒い日が続いた後、気温が上昇すると、開花が促される場合がある」と説明している。

 

足元を見ましたら今は盛りと水仙とアロエが咲いていました。水仙は毒がありますが、アロエは医者いらずと言って昔は火傷したときなどは薬代わりに使われました。

うららかな春を思わせる日差しの中でテニスを楽しみながら、せっかちな河津桜や草花と語り合いました。(2017.12.3 高10期 饗場元二)

 

【2月15日のテニスコートの河津桜と梅】

  

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