▶佐原の常勝寺墓地の縄文遺跡の写真
鈴木篤さん(高15期)の設計事務所で、もう一枚、貴重な写真を見せていただきました。佐原にある常勝寺の縄文遺跡の写真です。常勝寺は日蓮宗のお寺で七百年くらいの歴史がある古刹です。横須賀は日蓮宗が多いですね。坂東武者に出てくる法塔も日蓮宗のものです。佐原は、坂東武者、三浦一族の佐原氏が住んでいた場所でもあります。
【常勝寺の場所】
横須賀市佐原1-17-1
【常勝寺の解説】
https://kurihama.info/jisya/joushouji/
https://ja.wikipedia.org/wiki/常勝寺_(横須賀市)
【日蓮宗の法塔】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/2018/06/03/houtou/
鈴木さんのご説明によりますと、中央下の大きな住居跡は集会所だそうです。その他にも、たくさんの住居跡が確認できます。横に走っている2本の溝は、水道の跡ということでした。縄文時代は、今から13000年くらい前から2300年くらい前まで続きましたが、温暖で住みやすい三浦半島には、多くの人たちが集まって集落を形成して、いろいろな議論をしながら衛生的な生活を送っていたのですね。ロマンを感じますね。現在は、埋め戻されて常勝寺の墓地になっていることも何かのご縁を感じます。Google earthの写真と比較してみてください。周りの景色はほとんど変わっていません。(高25期 廣瀬隆夫)