▶昭和100年ヨーロッパ鉄道物語
「昭和100年ヨーロッパ鉄道物語」より4曲をYouTubeに公開しました。
(2月24日 高22期 高橋揚一)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL2wZ2DTwlQMW6TBQ2O-SrocFFbGu1FdVl
〈ウェールズSL長〜い駅名〉
イギリスのウェールズはエキサイティングな鉄道の宝庫。保存鉄道が数多く集まっている。国鉄カンブリア・コースト線のアベリストウィスからデヴィルズ・ブリッジまでのレイドル渓谷鉄道とタウィンからナント・グエルノルまでのタリスリン鉄道は往復楽しめるSL鉄道。双合式SLなど珍しい機関車も走るフェスティニオグ鉄道は〜(以下YouTubeの「もっと見る」を参照下さい)
〈ローマから南へ〉
ローマから南に向かう旅。まずはローマ近郊のオスティアまで。フォロ・ロマーノ南側にあるサン・パオロ門とピラミッドの前のポルタ・サン・パオロ駅から出る公共交通リード鉄道で都市遺跡の残るオスティア・アンティカを目指す。汚れたままの郊外電車や古めかしい機関車列車など〜(以下YouTubeの「もっと見る」を参照下さい)
〈ドイツ街道めぐり〉
ドイツにはさまざまな観光街道がある。メルヘン街道の始点ブレーメン市庁舎前に立つのはブレーメンの音楽隊像。ハーメルンにはねずみ取りの笛吹き男にちなんだ名所が集まる。昔ながらの木組みの家並が続く。笛吹き男の立った角の路地は今でも楽器の演奏が禁止。笛吹き男が住んだ角のレストランには〜(以下YouTubeの「もっと見る」を参照下さい)
〈リヴィエラ・プロヴァンス〉
ジェノヴァからリヴィエラ海岸沿いにプロヴァンス方面に向かう旅。ジェノヴァ・プリンチペ駅はトンネルに挟まれた谷間の駅。低いホームに入構するニース行きインターシティは昔ながらのコンパートメント車。車窓にはリヴィエラの地中海が広がる。亀の形のガッリナーラ島を過ぎると音楽祭で名高いサン・レモ。サン・レモの先は〜(以下YouTubeの「もっと見る」を参照下さい)
イギリスは行ったことがありませんが、他の国々とちょっと違いますね。
SLも素晴らしいです。長い名前の駅、すごいですね、絶対覚えられません😅
イギリスの列車の乗降扉は長年手動で開閉していました。でも内側に開閉レバーはありません。しかも外開き。内側にレバーがあるとデッキでよろけて開いてしまって危険だからないのでしょう。ではどうやって降りるのか。雨の日も風の日も極寒の日も扉の窓を開けて外側に腕を伸ばして外側のレバーを開きます。身体をもって安全確認するというイギリス独特の合理志向かも知れません。自動ドアとは全く逆の発想です。出発時は駅員がホームからドアをパタパタと閉めてそれが発車の合図ともなっています。このほかイギリスの列車は電車でも機関車でも正面は黄色の塗装で側面は地味な塗装です。正面と側面の機能を明確に区分しているのでしょう。ウェールズにある世界で一番長い駅名は曲に合わせて歌っていただけるとすぐに覚えられますよ。かつては駅前の売店で覚えるためのレコードが売られていたようです。
おもしろい話がいっぱいあるんですね。
のどかで良い時代だったんですね〜
若い時に覚えた「寿限無」とか「7つの名前の女の子」とかは忘れないんですけれど、新しい言葉を覚えるのは…自信ないです (⌒_⌒;
ヨーロッパの鉄道駅のホームは概して歩道程度の高さしかありません。そこに大きな列車がやってきます。ホームからデッキへは急なステップをよじ登り、乗降扉の多くは重いレバーを手動で開かなくてはならないので、女性や年配者にはひと苦労です。でもデッキにいる人から手が差し伸べられたり後ろから荷物を押し上げてくれる人も多いので、互いに助け合う場面がよく見受けられます。隣の人とは無関係に誰の力も借りずに事を成し遂げる合理化とは違い、人間同士が協力し合わなくてはならない機会が日常化されて躊躇なく素直な行動のできる人格が形成されるようにも思えます。