▶ぶらり散歩「牧野富太郎博士の企画展と平和中央公園」
春から初夏にかけては次々に花が咲いてとても楽しい季節です。季節の進み方は年々速くなり、ヤマブキ、ハナミズキ、そしてオオムラサキ(ツツジ)はすでに終わりました。野草が大好きだった義母のお陰で我が家の庭のあちこちにはかわいい花が自由に咲いています。「雑草という草はない」そうで、草花のすべてに名前があり、今は便利なツールを使って写真から調べることができますね。ちゃんと名前をつけて、今咲いている庭のかわいい草花の写真を集めてみました。(4月29日 高23期 石渡 明美)
文化会館へ行ったついでに中央公園をお散歩しようと思ったら、博物館の前に「牧野富太郎博士の企画展示」(〜6/18)の案内があったので見てきました。「雑草という草はない」は牧野富太郎博士の言葉だったのですね。「植物標本」は押し花のようですが、かなり大きくて、古いけれどしっかり形が残っているのに驚きました。いつか上田さん(10期)から伺った横高生物部にあった「植物標本」もこの様なものだった様な気がします。展示されていたたくさんのハガキや手紙は大谷茂氏とのやりとり、大谷氏は初代植物担当学芸員であり、1951年横高教諭の経歴が書かれていました。横高の標本は牧野先生のご指導があったのではないかと推察。
【企画展の見どころ】
・三浦半島をはじめ神奈川県内で採集した植物標本30点以上
・初公開!牧野博士の書簡 自筆の手紙や原稿 など
※ 今放送中の、NHKの朝ドラ「らんまん」は博士がモデルです。
休憩室からの眺めは素晴らしく、県立大学駅〜横須賀中央の京急が見えました。それから「平和中央公園」の階段を登り爽やかな海を見て帰宅。
【上田さん(高10期)のコメントから抜粋】
横須賀高校は何かと博物館にお世話になっています。100周年の校史資料室開設時には、後に館長となられる林公義(高17期)さんと学芸員2名の方にお越しいただき、理科標本室展示品の選別をお願いしました。
この時、博物館に保存したいと評価をいただいたのが、横中生の作った「腊葉標本」(サクヨウ標本、押し葉標本の正式名)でした。「採集年月日、場所、採集者などの標本として必要な情報が記入され、三浦半島の植生が分かる素晴らしいもので、中学生が作ったとは思えないレベル」と、お褒めの言葉をいただきました。
横高生物部生みの親である柴田敏隆(中36期・ナチュラリスト)氏が、ある雑誌に「中学一年生は、夏休みの課題に『中等博物』といって、昆虫採集や植物採集が課せられるのが例年のことであった」と記されています。作品約2000枚の中には岡本傅之助(中2期)氏や、島田章三(高5期)氏のお名前も見受けられます。
腊葉標本や生物部に関する話題は、後日、ご紹介したいと思います。「横高の標本は牧野先生のご指導があったのではないか」と「大谷茂横高教諭とのやりとり」については、今後調べてみます。
朝ドラ「らんまん」は欠かさず見ています。
「牧野富太郎博士の企画展」は、是非行きたいと思っています。
横須賀高校は何かと博物館にお世話になっています。
100周年の校史資料室開設時には、後に館長となられる林公義(17期)さんと学芸員2名の方にお越しいただき、理科標本室展示品の選別をお願いしました。
この時、博物館に保存したいと評価をいただいたのが、横中生の作った「腊葉標本」(サクヨウ標本、押し葉標本の正式名)でした。「採集年月日、場所、採集者などの標本として必要な情報が記入され、三浦半島の植生が分かる素晴らしいもので、中学生が作ったとは思えないレベル」と、お褒めの言葉をいただきました。横高生物部生みの親である柴田敏隆(中36期・ナチュラリスト)氏が、ある雑誌に「中学一年生は、夏休みの課題に『中等博物』といって、昆虫採集や植物採集が課せられるのが例年のことであった」と記されています。作品約2000枚の中には岡本傅之助(中2期)氏や、島田章三(高5期)氏のお名前も見受けられます。
腊葉標本や生物部に関する話題は、後日、ご紹介したいと思います。
「横高の標本は牧野先生のご指導があったのではないか」と「大谷茂横高教諭とのやりとり」については、今後調べてみます。