▶横浜市立大道中学校創立60周年記念式典で校歌を披露
私は、横浜市立大道中学の出身です。当時は学区外でしたので、私の中学から横須賀高校に進学する人は、4〜5人でした。校則で男子は全員、丸坊主でしたので田舎者丸出しの高校生でした。
その大道中学が、今年創立60周年を迎えます。人間でしたら還暦です。10月24日に記念式典がありますので、写真付きの校歌を流すことになりました。馬堀中学の校歌の編曲を手掛けられています22期の高橋さんにお願いして写真付きの校歌を作っていただきました。(高25期 廣瀬隆夫)
■ 大道中学校校歌について
「蘭の校章~」で始まる大道中学の校歌は、1963(昭和38)年の創立当時は、ありませんでした。
私たちの7期の在校生の保護者の中にコロンビアで仕事をしていた方がおられ、そのご縁でコロンビアと専属契約を結んでいた作曲家の海沼實(かいぬま みのる)さんに作曲を依頼することができました。海沼實さんは「お猿のかごや」「みかんの花咲く丘」などのたくさんの名曲を作曲されています。
作詞の島来展也(しまき のぶや)さんは児童文学作家で、横浜市内のたくさんの小中学校の校歌を作詞されています。この海沼、島来の名コンビにより1969(昭和44)年の3月に素晴らしい校歌ができました。
【大道中学校 校歌】
作曲 海沼實 作詞 島来展也
一、蘭の校章 輝くところ
春秋豊かな 金沢の
おお若い日の 心に育つ
友愛むすぶ 学び舎は
大道中学 心のふるさとよ
二、若芽のびゆく 自由の空に
鍛えし希望の 夢がわく
おお若い日の 血潮にもえて
真理の道も 美しく
大道中学 心の兄弟よ
三、やがて巣立ちの このひな鳥を
慈愛のつばさに はぐくまれ
おお若い日の 三歳の教え
溢れる知性 養いし
大道中学 心の父母よ
たたえよ母校
三愛一好 大道中学校