▶ぶらり散歩「横須賀美術館のジブリ展」(高25期 廣瀬隆夫)
高橋揚一さんの投稿でご紹介がありました横須賀美術館のジブリ展に行ってきました。駅前には、懐かしい平坂書房がありました。高校のときは、横須賀中央の平坂にあった店舗によく通っていました。馬堀商栄会の地図がありましたが、シャッターが降りている店も多く少し残念でした。
横須賀美術館は、浦賀からも行けますが、京急の馬堀海岸駅からのバスが便利です。バスは、馬堀海岸の海岸線をずっと走ります。海の向こうには富士山が見えました。横浜のランドマークタワーや千葉のビルもよく見えました。15分くらいで美術館の前に着きました。帰りは、隧道を通るコースで、行きと帰りが違う道なので少し戸惑いました。
美術館の前は、広々とした芝生で開放感満点。目の前に海が広がっていて、右手には観音崎の灯台が見えました。美術館の前のテラスは、食事ができるようになっていて、素晴らしい景色を見ながらの食事は格別だろうなと思いました。
時間指定されたチケットですので行列もなく、スムーズに入ることができました。今回は、「鈴木敏夫とジブリ展」でしたので、鈴木敏夫さんの生い立ちや仕事場や書斎の展示が主でした。殆どが撮影禁止でしたが、撮影が許されていたところの写真をご紹介します。
鈴木敏夫さんは、ジブリ作品のプロデュースをした人で絵が専門ではありませんが、模写が好きだったそうです。白隠の「達磨図」や良寛の「天上大風」、宮沢賢治の「雨にも負けず」などの模写の展示がありました。仏教に関連するものが多かったように思います。
鈴木敏夫さんのこんな哲学的な詩がありました。
空間を画しているものを物といい 時間に起こるものを事という
事物を離れて心はなく 心を離れて事物はない
事物の変遷推移を人生という
帰りに馬堀海岸駅の西友のビルに入っているマクドナルドでビッグマックを食べて帰りました。暑かったのでソフトクリームにも手が出てしまいました。横須賀美術館は、思ったより近かったです。ジブリの展示も良かったですが、美術館から見た景色が素晴らしかったです。ゆっくりと流れる時間を楽しむことができました。この企画展は6月18日(火)まで開催しています。
天気が良好だったようで何よりです。
馬堀海岸が埋め立てられる前までは走水方面へは現在一方通行になっている2本の素掘りのトンネルのみしかありませんでした。
平坂書房はかつて馬堀海岸駅前にありましたが今の場所に移って20年くらい経ったかも知れません。
現在の平坂書房の裏に65年前まで母親の実家があって馬堀には田浦に住んでいた頃から親しんでいます。
現在の平坂書房の前の道路が以前は海の家が並ぶ海辺でマクドナルドのある西友あたりに京浜急行の海の家がありました。
海岸線を通る道が後からできたのですね。埋め立てられる前は、全く違った景色だったのでしょうね。そういう意味では、金沢八景の乙舳海岸と同じですね。
埋め立てられる前は駅前の道路と西友の前の道路しかなく私が未就学の頃は西友の前の道路もなく駅前の未舗装道路をボンネットバスが走っていました。
田浦に住んでいた頃は乙舳海岸でも何度か泳いでいます。
https://youtu.be/BeQjNFbBKvA
https://youtu.be/9sK2dnxs7s0