▶続・区役所にて(マイナンバーカード更新完了のご報告)(高22期 高橋克己)

仔細を忘れないうちにご報告します。これまでの経過は14日の「区役所にて」に記した通りです。とすると。更新カードが区役所に届くのは早くて8月半ばと思っておりました。
なのに本日午後、出掛けに郵便受けを覗くと、マイナカード引き取りの通知葉書があるではありませんか。ちょうど図書館への用事だったので、少し足を伸ばせば区役所、ついでに貰って来ようと出発。
ところが、道々葉書を読むと「事前予約せよ」とあります。この性格ですから、行けば何とかなるだろうと区役所に到着し、思い付いて、一階ロビーから予約センターの0120xxxに電話してみました。
以下はそのやり取り。
私:マイナカード受取のハガキが届いたので予約の電話をした次第です。実は出掛けに郵便受けに入っていたので、それを持って、今区役所のロビーにいるのですが、どうしたものでしょうか。
係(中年男性):(今までのカード持っているかとか、葉書のシール剥がして下さいとか、幾つか確認した後に)受取希望日の前日予約と当日予約は出来ないんです。
私:それはどういう理由ですか?
係:システム上、そのようになっているのです。
私:システムとか言ったって、炎天下こうして30分も歩いて(実は20分ほど)汗だくで区役所まで来ているんですよ。ということは、いま貴方に予約して、明後日以降に改めてまた大汗をかけ、ということですか? システムはそちらの都合であって、区民には関係ありませんよ。二階の窓口に行けば、きっと私のカードが在庫されていて、私を待っていると思いますよ。何とかなりませんか?
係:こちらは金沢区役所ではなくて、予約センターなので、ちょっと聞いてきます。お持ちください。
私:(オルゴールと聞きながら階段を上り、2階の窓口に移動)
係:お待たせしました。では窓口まで行って、聞いてみてください。
私:もう来てますよ。ご苦労さま。(電話を切り、受付カード番号を持ってベンチで待機。先客は一人だけ、暫し待っていざ窓口へ)
私:(14日の「区役所にて」のやり取りと今しがたのセンターとの会話を10分ほどで一通り(くどくど?)話し)、ということで、窓口に来たのですが。葉書はこれです。
係(40歳前後の女性):予約して頂かないと、お待ちいただくことになりますが。
私:そうでしょうね。でも今ここで1時間待つのと、暑い中今日はいったん帰って、後日また炎天下を30分も歩いて出て来るのと、貴女ならどちらを選びます?
係:待ちますかね。
私:誰でもそうするでしょう(当方の顔には「愚問だね」と書いてある)。
係:(「予約なし用」と書いたピンク色でハート形の番号札を渡しつつ)これをお持ちになって、お待ちください。
私:こんな番号札があるということは、予約なしでも受取れる仕組みなの?
係:はい
私:じゃなぜ葉書にそう書いてないの? そう決まっているなら書くべきでしょう。一階ロビーで予約センターのおじさんと長々話してる私の顔を、隣のご婦人がちらちら見るのよ。きっと「この爺さんしつこいわね。でも一理あるわ」とでも思ってか、ニヤニヤしてるのですよ。まあいいけど、で、どこで待つの、ここですか?それとも後ろのベンチ?
係:後ろでお願いします。
斯くて、ロビー到着から50分ほどでめでたくマイナカード更新完了と相成りました。振り返れば長い2ヵ月でした。が、どう考えても14日には区役所に到着していたように思うのですが、窓口の若い職員の顔も忘れていたし、いい加減に疲れたので、そこは問い質さずに図書館に向かいました。
実は、私の隣の窓口に高齢(といっても、2~3歳しか違わないかも)のご夫婦が来て、奥さんがカウンターに掛けたので、私は後ろの旦那さんに「付き添いですか?」と声を掛け、頷く旦那さんに「予約なしで来て、係の方を困らせているんですが、この方が実に親切で、出してくれるというので助かりました」と、係の人に聞こえる様にお世辞をつかったりしているうちに、隣はさっさと受け取ってお帰りになりました。やはり決まりはちゃんと守る方が、双方手間が掛からずに済みますね。 おわり


いかにもお役所仕事で、区民そっちのけですね。民間の普通の会社では考えられないことですね。きちんと言うことは「カスハラ」ではありません。良かったですね。ちなみに私はマイナンバーカードは受け取っていないので、更新手続きも不要です。