▶侍従川讃歌(独唱ピアノ伴奏付き)
金沢区の南部の大道を横切るように一本の川が流れています。鎌倉市と横浜市の境にある朝夷奈切通を源流として平潟湾に注ぐ、わずか4キロ足らずの侍従川です。侍従川という奇妙な名前は600年前から伝わる小栗判官照手姫伝説に登場するこの川で命を落としたと言われている姫の侍従に由来しています。その侍従川を歌った「侍従川讃歌」という楽曲ができました。
この楽曲は、父が生前書き残した「侍従川讃歌」という詩が元になっています。高22期の高橋克己さんにプロデュースしていただき、同じく高22期の高橋揚一さんに曲を付けていただきました。ピアニストの柴田悦子さんに編曲・ピアノ伴奏をお願いし、六浦在住の二期会所属のソプラノ歌手の松永知史(ちふみ)さんに歌唱していただきました。地元の懐かしい風景を詠い上げた詩と美しいメロディーで、とても感じの良い楽曲になっています。子どもたちや地域のみなさまに歌っていただき地元の歴史や自然に親しんでいただきたいと思います。(高25期 廣瀬隆夫)
【侍従川讃歌のリーフレット】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/jijyuproject.pdf
侍従川について詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
▶子どもたちが生き物と自由に遊べるワンダーランド侍従川
https://kanasuta.city.yokohama.lg.jp/living/929/
▶NHKふるさと自然発見「都会の川に生き物たちが戻った」
https://jijyukai.sakura.ne.jp/wp/2000/05/25/nhk/
▶侍従川の照手姫伝説
https://jijyukai.sakura.ne.jp/wp/2022/04/09/terutehime/
▶ふるさと侍従川に親しむ会
https://jijyukai.sakura.ne.jp/
【侍従川讃歌】
作詞:廣瀬一雄 補修:廣瀬隆夫 作曲:高橋揚一 歌:松永知史(ちふみ) 編曲・伴奏:柴田悦子
● 楽譜 侍従川讃歌ピアノ伴奏譜.pdf
1. 緑深き朝比奈の こけむす谷間若水に わき出る清き流れあり 名にしおう若水川
若水川から侍従川 流れ流れて杉の先 大道耕地を見渡せば 大堰近く水ぬるむ
2. 大水の谷戸を右に見て 川間流れ明堂橋 諏訪の橋から侍従橋 並木観音おわします
高橋過ぎて三艘へ あし原抜け高谷の里 内川橋を越えたなら 夕日にはえる平潟湾
侍従とうとうと流れ 歴史を刻むふるさとは 照手の夢を語り継ぐ 永遠の流れよ
拝聴しました。お父様は真に侍従川がお好きだったことがよくわかりました。また、曲の明るい感じが今なお侍従川が地域の方たちに大事にされていることを表現しており、すばらしい!!横高の卒業生は多才ですね。
時間のある時に、ここから譜面を取ってピアノで弾こうと思います。
コメント、ありがとうございました。作曲していただきました22期の高橋さんに感謝しております。今年は、親父の生誕100年ですので良い記念になりました。楽譜も作っていただきましたので、HPの動画の下のところに添付しておきましたのでご覧ください。
一雄さんは、作詞もしていたのですね。
生誕100年ですか、早いものですね。
合掌いたします。
コメント、ありがとうございました。
父は震災の時に生まれて、戦時中に青春時代を過ごしたのかと思うと複雑な気持ちになります。だからこそ、侍従川を心の拠り所としていたのではないかと思います。もっと、色々なことを聞いておきたかったと思っています。
私は、金沢区街の先生(三線)の水谷亮介と申します。金沢区大川在住です、
タウンニュースで、侍従川讃歌の記事に触れ、拝聴致しました。地域密着に溢れる歌を、良いですね。
この歌を、是非とも私の沖縄三線で採譜して、自分の持ち歌として披露出来るよう、精進したいと思いました。
ありがとうございました。