▶鎌倉の荏柄天神社の「絵筆塚」

荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)は、学問の神様として有名です。子どもたちの受験では大変お世話になりました。(高25期 廣瀬隆夫)

その神社の境内の奥まったところに、漫画家の清水崑の遺志を継いだ横山隆一らが1989(平成元)年に建てた「絵筆塚」があります。

手塚治虫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、さいとう・たかを、ちばてつや、園山俊二、永井豪など昭和の錚々たる漫画家が描いたレリーフが、大きな絵筆塚の周囲を飾っています。キャラクターをカッパのモチーフでユーモラスに描いた絵が154枚貼り付けられています。建立は、手塚治虫が亡くなった年ですが、その頃の日本漫画家協会は勢いがあったのだな、と思います。日本は、今ではアニメ大国などと言われていますが、この人たちの貢献が大きいと思います。

マンガ好きの方は、ぜひ、立ち寄ってゆっくり観てください。鶴ケ丘八幡宮の手前の横浜国大付属中学のすぐ近くです。

    ▶鎌倉の荏柄天神社の「絵筆塚」” に対して2件のコメントがあります。

    1. 伴野 明 より:

      これは知りませんでした。もし可能なら、神社と漫画家先生達との「絵筆塚」建立に関するエピソードも知りたいです。

      1. 廣瀬隆夫 より:

        建立に携わった人は、ほとんど亡くなっていますのでエピソードを調べるのは難しいでしょうね。荏柄天神社に何か残っているかもしれませんね。横山隆一記念まんが館というのがありますが、高知ですからね。

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