▶現代マンガ論(2)愕然としました

少年ジャンプ2023-48を買って、読みました。この号の巻頭は「呪術回戦」というマンガでした。巻頭に来るのですから、今、一番押しのマンガなのでしょう。もう終了した「毀滅の刃」も少年ジャンプの連載でしたね。あれを初めて読んだとき、「すごくヒットしているのは理解できる、この時代の人たちにも私にも受けるマンガだなあ」と感心した覚えがあります。ところが前述の「呪術回戦」これは極めて酷い言い方になりますが「論評に値しない」のです。(高22期 伴野 明)

まず、絵が汚い。そして連載マンガの必須要素である、「どこかに物語に入れる入り口があるはず、なのにそれがない」のです。単行本であれば、最初からの流れを理解しているから多少難しい場面でも読み進められるのですが、それが無いこのマンガは「全くストーリーに入れない」のです。下記が1ページ目のセリフ(吹き出し)です。

------------------ここから
新宿決戦前、天使からの提案に乙骨たちは……
五条悟と宿(てん)の決着がつく前に(けんじゃく)に奇襲をかけるべきだ。
我々が宿(てん)に勝利しても、(けんじゃく)の目的 日本の人間と天元の超重複同化が達成されては意味が無い。
(けんじゃく)が追加した総則からして泳者を一掃して死滅回遊を終わらせることが同化の条件なんだよな?
------------------ここまで

どうでしょう( )の部分はPCの仮名漢字変換では出てこない、見たことの無い漢字です。もちろん絵の無いこの文面では、なんのことか全く分からないでしょう。絵があっても、「なにかオカルト的な戦闘の話をしているのかな?」としか思えません。マジな戦闘物かな? と思ってページを読み進めると、突然登場キャラが、「変顔」で出てきてバカを演じる。もう、メチャクチャです。

ここまでレベルが下がったか……なさけない。

他の連載も似たようなもので、がっかりしました。現代マンガ論は終わりにします。昔の、普通のマンガ論にもどりましょう。

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