▶懐かしい四季の唱歌(高22期 高橋 揚一)
母親が世話になった「てるてる園」という老人ホームから提供している「懐かしい四季の唱歌」をお届けします。(高22期 高橋揚一)
① 懐かしい春の唱歌「埴生の宿」
1.埴生(はにゅう)の宿も わが宿
玉の装い うらやまじ
長閑(のどか)なりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや
2.書(ふみ)読む窓も わが窓
瑠璃(るり)の床(ゆか)も うらやまじ
清らなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おお わが窓よ
楽しとも たのもしや
② 懐かしい夏の唱歌「故郷の人々」
1.遥かなる流れの 彼方に
今もなお優しき 友は住めり
夢淡き 旅寝の涙よ
故郷(ふるさと)を偲びつ 今日もさすろう
夢も儚(はかな)き 旅の空の
故郷を慕いて 今日もさすろう
2.若き日の思い出 懐かし
諸共(もろとも)に歌いし 楽しき歌
同胞(はらから)と遊びし かの日よ
思い出の優しき 母の慕わし
夢も儚き(はかなき) 旅の空の
故郷を慕いて 今日もさすろう
③ 懐かしい秋の唱歌「故郷の廃家(こきょうのはいか)」
1.幾年(いくとせ)ふるさと 来てみれば
咲く花 鳴く鳥 そよぐ風
門辺(かどべ)の小川の ささやきも
なれにし昔に 変らねど
あれたる我家(わがいえ)に
住む人絶えてなく
2.昔を語るか そよぐ風
昔をうつすか 澄める水
朝夕かたみに 手をとりて
遊びし友人(ともびと) いまいずこ
さびしき故郷や
さびしき我家や
④ 懐かしい冬の唱歌「思い出」&「故郷」
「思い出」
1.かきに 赤い花さく
いつかの あの家
夢にかえる その庭
はるかな むかし
鳥の歌 木々めぐり
そよかぜに 花ゆらぐ
なつかしい 思い出よ
はるかな むかし
2.白い雲 浮かんでた
いつかの あの丘
かけおりた 草の道
はるかな むかし
あの日のうた 歌えば
思い出す 青い空
なつかしい 思い出よ
はるかな むかし
「故郷」
1.うさぎおいし かの山
こぶな釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
2.こころざしを はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
■ 再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PL2wZ2DTwlQMXH3xifIiCtuqh08W3YGi1j