▶侍従川讃歌プロジェクト(高25期 廣瀬 隆夫)
金沢区の南部の大道を横切るように一本の川が流れています。鎌倉市と横浜市の境にある朝夷奈切通を源流として平潟湾に注ぐ、わずか2キロ足らずの侍従川です。侍従川という奇妙な名前は600年前から伝わる小栗判官照手姫伝説に登場する照手姫の侍従に由来すると言われています。
地域の有志の方のご協力で自然が戻り、貴重なアユ、ウナギ、カワセミ、ハグロトンボ、ホトケドジョウなどが生息しています。毎年6月には、上流ではホタルの乱舞を見ることができます。その侍従川を歌った「侍従川讃歌」という楽曲ができました。
この楽曲は、父が生前書き残した「侍従川讃歌」という詩が元になっています。このたび、高校の先輩の高橋克己さん(高22期)にプロデュースしていただき、同じく先輩の高橋揚一さん(高22期)に曲を付けていただき楽曲が完成し、普及のためのプロジェクトが発足しました。六浦在住の二期会所属のソプラノ歌手の松永知史(ちふみ)さんに歌唱していただきました。編曲とピアノ伴奏は、ピアニストの柴田悦子さんにお願いしました。
ふるさとの懐かしい風景を詠い上げた詩と美しいメロディーで、とても感じの良い楽曲になっています。このプロジェクトでは、子どもたちや地域のみなさまに歌っていただき、たくさんの人たちが、歌を通して郷土の歴史や自然に関心を持つようになっていただけたら良いなと思っています。
民生委員・児童委員の総会で行われましたコンサートで「侍従川讃歌」を松永知史さんに歌っていただきました。https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/2024/05/18/jijyuconcert/
【侍従川讃歌】
作詞:廣瀬一雄 補作:廣瀬隆夫 作曲:高橋揚一 歌:松永知史(ちふみ) 編曲・伴奏:柴田悦子
● 楽譜 侍従川讃歌ピアノ伴奏譜.pdf
1. 緑深き朝比奈の こけむす谷間若水に わき出る清き流れあり 名にしおう若水川
若水川から侍従川 流れ流れて杉の先 大道耕地を見渡せば 大堰近く水ぬるむ
2. 大水の谷戸を右に見て 川間流れ明堂橋 諏訪の橋から侍従橋 並木観音おわします
高橋過ぎて三艘へ あし原抜け高谷の里 内川橋を越えたなら 夕日にはえる平潟湾
侍従とうとうと流れ 歴史を刻むふるさとは 照手の夢を語り継ぐ 永遠の流れよ
■ 金沢シーサイドFMで紹介されました(放送時間 約5分)(2024年1月6日 11時20分)
下の▶をクリックすると放送の録音を聴くことができます。最後に歌が流れます。
■ リーフレットや楽譜は下記のPDFをダウンロードしてお使いください。
【侍従川讃歌プロジェクトリーフレット】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/jijyuproject.pdf
【侍従川讃歌ピアノ伴奏譜】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/pianogakufu.pdf
【侍従川讃歌A4版楽譜】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2024/06/nibugassho20240606.pdf
■ 侍従川の活動の詳細については、下記のサイトをご覧ください。
【子どもたちが生き物と自由に遊べるワンダーランド侍従川(金沢区魅力発信ポータルサイト)】
https://kanasuta.city.yokohama.lg.jp/living/929/
【侍従川再生の記録・都会の川に生き物たちが戻った(NHKふるさと自然発見放映)】
https://jijyukai.sakura.ne.jp/wp/2000/05/25/nhk/
【金沢に伝わる小栗判官照手姫伝説】
https://kiongaoka.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/terute.pdf
【川の環境調査、清掃を行っている「ふるさと侍従川に親しむ会」】
https://jijyukai.sakura.ne.jp/
こんばんは。私、現在六浦二丁目に住んでいますが、出身校は県立横須賀高校の高37期です。
六浦地区センターにて館長を務めています。
侍従川讃歌リーフレットを設置させていただけませんでしょうか?
高城さんへ、
横須賀高校 高25期の廣瀬です。
大道に住んでいます。
西地区社協の定例会で、いつもお世話になっています。
コメント、ありがとうございました。
ぜひ、置いていただきたいと思います。
来年になりますが、CDもありますので、お届けします。
よろしくお願いいたします。
今朝のタウンニュースで侍従川讃歌のあったことを知って目から鱗でした。私は侍従川につながる照手姫は、国立劇場での歌舞伎、遊行寺の歌舞伎、先日は千光寺を回って見てきました。東京の電気クラブで歌舞伎の観劇記を書いていたので、その続編を書きたいと思います。 ありがとうございます。