なりすましメール撲滅のためのDMARC

毎日のように楽天やApple、Yahoo!になりすましたスパムメールが大量に送り込まれてきます。添付ファイルやリンクをクリックするとウイルス感染するリスクがあります。

そもそも、インターネットのメールの仕組みは、コンピュータやネットワークの研究者が情報共有するためにつくられたもので、出来た頃は、悪いことをする人はいませんでした。まさに性善説に基づいて作られたものです。

現在は、ネット上に金融資産が蓄積されており、ネットバンキングやネット通販でネット上でお金のやり取りをすることが多くなりました。当然、それを狙う悪い輩が出てくることは想定内の出来事でした。

しかし、これだけ世界中に普及してしまったメールの仕組みを再構築することは大変なことであり、ボランティアに支えられたインターネットでは、どこがお金を出すかということになり、なかなか難しいのです。

そこで、近年、米Google、米Facebook、米Microsoftというインターネットのビッグネームが合同でDMARK(ディーマーク)というものを立ち上げました。大問題になっているなりすましメールやフィッシング対策の取り組みです。ドメイン認証技術のSPF・DKIMを使って、メールの配送制御を行ったり、認証結果の詳細をリアルタイムに把握することができます。

米Twitter社はDMARCに対応したことで、1日あたり1億1,000万通以上のなりすましメールを、数千通にまで排除することができた、と言われています。
【出典】https://dmarc.org/press/release-20140218/

DMARCについての記事を読んでみてください。

【なりすましを撲滅する?「DMARC」の概要をざっくり理解しよう】
https://mailmarketinglab.jp/about-dmarc/

【DMARC導入はもはや企業の社会的責任】
https://news.mynavi.jp/kikaku/20180413-608796/?utm_source=facebook&utm_medium=social

【米国DMARCのサイト】
https://dmarc.org/

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