2017年度 横須賀高校 体育祭レポート

  1. 2017年度 体育祭レポート(9月9日(土)9時〜16時)

レポーター: 廣瀬 隆夫(高25期)

9月に入って、ぐずついた天気が続いていましたので心配していましたが、大変良い天気に恵まれました。逆に日差しが強すぎて、熱中症の注意が必要なくらいでした。私は、午後からは涼しい日陰で観戦していました。

簡単にレポートを作成しましたので、行くことができなかった方は、これをお読みになって行った気分に浸ってください。

プログラムは、次のとおりでした。

1.開会式
2.君の縄(綱引き)
3.借り物競走
4.ボーヲ・トルー(棒取り)
5.たまのフレンズ(玉入れ)
6.君の旗を取りたい(旗取り)
7.ダンス前半(黒→青→橙→赤)
----お昼の休憩---
8.ダンス後半(桃→緑→白)
9.部活対抗リレー
10.騎馬女のキバ子(騎馬戦 女子)
11.キバ☆ダン(騎馬戦 男子)
12.横高陸上2017(カラー対抗リレー)
13.閉会式

綱引きは、最初に女子同士が綱を引き、その後に男子が駆けつけて女子に加わって綱を引き合うという趣向でした。ドッドッドッと猛烈な勢いで走って、先に綱を引いている女子を助けに行く男子の姿が頼もしく見えました。

カラー毎のテーマに沿ったダンスは、見ごたえがありました。デコレーションをバックにどのカラーも独特の雰囲気を醸し出していました。踊りや衣装、バックミュージックの評価だけでなく、入場時間、演技時間、退場時間が決められており、その時間内に終わらないと減点になるというルールでした。タイムマネジメントをしっかり教えているんですね。

玉入れも、玉を片付けるところまでが評価の対象になっていて、生徒たちがキビキビと後片付けをする姿は好印象でした。

減点になったチームはなく、このルールがあったためか、進行が遅れるということは、全くありませんでした。

部活対抗リレーは、タイムを競うのでなく、水泳部やバスケット部、茶道部、科学部などがコミカルに観客席に部活のアピールをしながらトラックを一周するというものでした。

対象的にカラー対抗リレーは真剣そのもの。迫力がありました。観ている父兄のみなさんの興奮が伝わってきました。

デコレーションのテーマはみんなが知恵を絞りました。これも総合得点に反映されます。デコレーションのパネルの内容を競技の合間にアナウンスしたのも良かったです。

伝統の巨大パネルは、完成度が高く、どれも迫力があって力作揃いでした。

1.青軍 Let's go アラビアンの世界へ

2.緑軍 ARMY絶対に負けられない戦いがそこにはある

3.赤軍 一致団結!赤軍革命を起こすぞ!!

4.橙軍 お化けカボチャが誘うハロウイン

5.桃軍 さあ、のぞいてみよう、私の、あたたのワンダーランド

6.黒軍 マジックの世界へようこそ!

7.白軍 白獅子が歌舞伎座で舞う

騎馬戦

棒取り

旗取り

部活対抗リレー

順位は次のとおりでした。結果はさておき、みんな精一杯ガンバりました。

【総合】
1位 橙軍 872点
2位 白軍 865点
3位 青軍 860点
4位 黒軍 847点
5位 緑軍 842点
6位 赤軍 785点
7位 桃軍 776点

【個別】
・競技
1位 黒軍
1位 青軍(同率)
3位 緑軍

・ダンス
1位 白軍
2位 赤軍
3位 緑軍

・デコ
1位 橙軍
2位 白軍
3位 黒軍

閉会式で講評を行った林先生は、「学年を超えたつながる力を発揮できたことが今回の体育祭の成功に繋がった」とおっしゃっていました。体育祭実行委員長は、「仲間が支えてくれたからこそ、このような大きなイベントが成し遂げられた」と言っていました。最後に、林先生には実行委員長から、実行委員長にはメンバーから花束の贈呈がありました。

横高の体育祭は、ゲームを競うだけでなく、みんなで決めてたテーマをデコレーションパネルやダンスで目に見える形に作り上げて表現するという総合エンタテインメントの場でもあると思いました。

体育祭を通して団結して知恵と力を出し合い、全力で一つのことに真剣に立ち向かう姿に感動しました。観ている私たちも元気をいただきました。この成功を勝ち取るまでには、様々な困難があったと思います。この困難を乗り越えるプロセスを通して、座学では決して学ぶことができない貴重なモノを得たのではないかと思います。

私も四十年以上も前に同じ経験していますが、この体育祭の雰囲気は少しも変わっていません。この伝統は、これからもずっと守り続けて欲しいと思います。今日の体育祭を成し遂げる途中で、仲間たちとの関わりの中で起こった数々のドラマは、記恩ヶ丘の高校生活の忘れられない思い出として、ずっと記憶に残ることでしょう。

横高生のみなさん、本当にお疲れ様でした。また、暑い中、ご指導いただいた先生方に心から感謝いたします。

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