▶小泉純一郎さんの名言集

元内閣総理大臣・小泉純一郎さんは、横須賀高校の卒業生(高12期)として有名ですが、小泉さんが話された言葉を集めました。志を高く、常に前向きに考えられていることが良く分かります。(高25期 廣瀬)

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・構造改革なくして成長なし。

・失敗のない人間は、面白くない。

・「勝ち組」「負け組」はいいけれど、「待ち組」は問題だ。

・人間を動かすのは、計算じゃありませんよ。

・明治初期、厳しい窮乏の中にあった長岡藩に、救援のための米百俵が届けられた。米百俵は、当座をしのぐために使ったのでは数日でなくなってしまう。しかし、当時の指導者は、百俵を将来の千俵、万俵として活かすため、明日の人づくりのための学校設立資金に使った。その結果、設立された国漢学校は、後に多くの人材を育て上げることとなった。今の痛みに耐えて明日を良くしようという「米百俵の精神」こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要なことではないだろうか。

・いろいろな改革を進める場合には、必ず反対勢力、抵抗勢力が出てくる。こういう勢力に対して、恐れず、ひるまず、断固として改革の初志を貫きたい。どういう勢力かというのは、やってみなきゃわからない。私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力だ。でも抵抗勢力が私の元気の元でもある。批判されるからこそ元気が出る。

・小泉は駄目だ、というのは構わない。でも日本は駄目だ、というのは許さない。

・痛みに耐えてよくがんばった !  感動した !  おめでとう !(大相撲でケガに耐えて貴乃花が優勝した時の言葉)

・失うことを恐れては、しがらみから抜けられない。しかし、捨て身で臨めば何でもできる。

・アランがこんなことを言っている。「悲観主義は気分によるものだが、楽観主義は意思によるものだ。」自分でしっかり考えてやれば自ずと道は開けるものだ。

・約400年前、ガリレオ・ガリレイは、天動説の中で地球は動くという地動説を発表して、有罪判決を受けた。そのとき、ガリレオは、「それでも地球は動く。」と言った。今、国会では「郵政民営化は必要ない。」という結論を出した。「それでも郵政民営化は必要だ。」と私は思う。私はもう一度国民の皆さんに聞いてみたい。本当に郵便局の仕事は公務員でなければできないのか、民間人でやってはいけないのかと。

・昭和の戦争だって、満州から撤退すればいいのに、できなかった。「原発を失ったら経済成長できない」と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も「満州は日本の生命線」と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか。必要は発明の母って言うだろ? 敗戦、石油ショック、東日本大震災。ピンチはチャンス。自然を資源にする循環型社会を、日本がつくりゃいい。

・「少にして学べば壮にして為す有り、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず 」佐藤一斎の私が大好きな言葉だ。若いときに学べば大人になって有為な人材になる、大人になって学べば年をとっても衰えない、歳をとって学べば死んでも腐らない 。人間は、学ぶことの楽しさ、自分の知らなかったことが分かった時の喜びの気持ちを持っている。学校を卒業してからも学ばなければならないことは、たくさんある。いつまでも学ぶ意欲を忘れないで自分を磨くことが大切だ。

    ▶小泉純一郎さんの名言集” に対して2件のコメントがあります。

    1. 石渡明美 より:

      「学ぶこと」吉田庫三先生、さらには吉田松陰先生からずっと引き継がれてきたことです。
      先輩方は良く学んだようですね。そしてずっと学び続けている。見倣いたいですね。

      1. 廣瀬 より:

        そうですね。考え方や生き方に筋が通っていますね。頭が柔らかいうちに叩き込まれた吉田イズムが継承されているんでしょうね。歴史に残る政治家の一人だと思っています。

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