▶2018年度 横須賀高校文化祭見学の報告

今年の横高の文化祭のテーマは、”青春横歌”。私は、二日目に行きましたが、たいへんな人出で、焼き鳥やヤキソバなどの模擬店は、常に大行列ができていました。吹奏楽部の息子の演奏のビデオを撮りに行ったのですが、他の展示も内容が充実していてクオリティの高いものでした。

一日目のミュージカル・演劇も素晴らしかったようです。文化祭が生徒を中心にこのように自主運営できる横高はすばらしいと思いました。次回は2020年ですが、今度は、二日間通しで楽しみたいと思います。横高生のみなさん、暑い中、お疲れ様でした。ご指導いただきました先生方、ありがとうございました。(高25期 廣瀬隆夫)

● 2018年度 横須賀高校文化祭
● 日時:2018年9月8日(土)10時~16時、9月9日(日)9時30分~15時
● 場所:神奈川県立横須賀高等学校

中庭ステージのライブ・コンサートと体育館の吹奏楽・ダンス。生徒だけでなく、観客席の人たちもノリノリでした。

私は、科学部の展示を重点的に観てきました。先生に、お話をお聴きしましたが、生徒が自らアイデアを出して実験や調査を行っているということで、さすがに横高生、自主自律の精神が身についています。キラキラした目をして説明をしている科学が好きでたまらない、という現役の横高生の姿が印象的でした。

炎色反応の実験。含まれている金属によって炎の色が変わるという実験を行いました。キレイというだけでなく原理もしっかりと説明していました。その他に、電子レンジで作る人工ルビーの実験、紫外線で固めるレジンづくりの体験ができました。科学部の生徒が父兄や小中学生にも分かりやすく説明していました。

生物の調査研究です。

サバなどの魚に寄生するアニサキスの研究。生徒が自分で三浦半島で水揚げされている魚をさばいてアニサキスを調べているそうです。見事な統計資料ができていました。アニサキスは、ポカリスエットに入れて育てると長生きするようです。生徒のアイデアだそうです。

トウキョウサンショウウオ。横須賀高校の近くのどこかに生息しているそうです。科学部の先輩にお聞きしましたら、何十年も前から棲んでいるようですね。準絶滅危惧種で大変貴重なものだそうです。生態域を守るために場所は非公開だそうです。たいへん可愛いサンショウウオでした。

魚の骨の標本。入れ歯の洗浄液「ポリデント」を使って作っているようです。これも、生徒のアイデアだそうです。

バーチャルリアリティ体験と七色に光る岩石の研究。生徒は、没頭して研究に励んでいるようです。

校史資料室にも、たくさんのお客様が訪れていました。横中校歌で歌われている四辺寸土(横須賀高校の敷地のこと)の移り変わりがわかる、たいへん貴重なお宝写真を観ることができました。上田さん、お疲れ様でした。

    ▶2018年度 横須賀高校文化祭見学の報告” に対して4件のコメントがあります。

    1. 石渡明美 より:

      いまどきの高校生素晴らしいですね!
      SSHの成果でしょうか、将来が楽しみです。
      音楽関係・ミュージカル・演劇などもたくさんあったようで
      行ってみたかったなぁ〜

    2. 廣瀬隆夫 より:

      理科系のレベルはかなり高いと思いました。生徒が自主的にやっていて、先生は、あまり口出ししないようです。まさに、自主自律です。

    3. 和田良平 より:

      私は土曜日に行きました。午後からは用事があったので、午前中で失礼いたしましたが、体育館で恒例の3年生が演じるミュージカルを見てきました。出し物はアラジンでした。こんな事まで出来るのかと感心しました。歌はともかく、皆で踊るのは、きちんと揃ってなかなか迫力もありました。しかし、体育館は強烈な暖房が入っておりましたので、飲み水の手持ちがなかった私は、このままでは死んでしまうと感じて、1時間だけで出てきてしまいました。惜しかった。

      1. 廣瀬隆夫 より:

        私も吹奏楽&ダンスを体育館で観ましたが、暑かったですね。演奏や踊りをやっている生徒はもっと暑かったでしょうね。なんとかならないものでしょうかね。

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