▶懐かしいマンガの主題歌の思い出

懐かしいマンガの主題歌を集めてみました。まだ、白黒テレビの時代でしたが、食い入るようにテレビを見ていましたね。(高25期 廣瀬隆夫)

① 鉄人28号 1960
リモコンを盗まれると悪いロボットになってしまうという、科学技術を悪用した兵器の痛烈な批判ですね。戦争体験者の作者の横山光輝さんは、原爆を投下したB29よりも強いロボットにしたいという願いで「鉄人28号」と名付けたようです。
https://www.youtube.com/watch?v=j_UYgWhmuZs

② 鉄腕アトム 1963
原子力が、まだ希望であった時代のマンガです。妹はウランです。アトムは原子力発電で動いていて人工知能が胸に入っていました。お茶の水博士が有名ですが、生みの親は天馬博士で幼くして交通事故死した息子、飛雄(とびお)への思いからアトムを作ったということになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lOn4lh-hPxU

③ エイトマン 1963
アトムは正義感が強い少年でしたが、エイトマンの職業は私立探偵です。亡くなった警察捜査官だった東八郎の人格と記憶をロボットの人工知能に移植したという設定。だからエイトマン。分かりやすいですね。悪の秘密結社を暴いていくというような話が多かったです。新幹線を追い越して、拳銃の玉よりも早く動ける運動能力、憧れました。
https://www.youtube.com/watch?v=CE6V_PLn2IU

④ 狼少年ケン 1963
ジャングルの中で狼に育てられた少年が主人公でジャングルの平和を守るという話です。その頃、インドで、本当に狼に育てられた双子の兄弟の話がマンガ雑誌に良く出ていました。ルーツは、それなんでしょうね。ボバンバ バンボン ボンバ バーバ ボンという主題歌は今でも脳裏から離れません。
https://www.youtube.com/watch?v=-yzjBsIueH4

⑤ オバケのQ太郎 1965
普通の家にオバケが住みついて騒動を起こすという内容でした。毛が3本しかないというコンプレックスがあって犬が嫌いという弱点がありますが、空を飛んだり消えたり壁を通り抜けたりできました。ラーメン好きの天然パーマの小池さんという人が印象に残っています。どういう人だったのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=xdNjaUGXfA8

⑥ スーパージェッター 1965
未来志向のカッコいいマンガでしたね。どこにでも飛んでいけるスマートな乗り物「流星号」に憧れました。この乗り物は話しかけると答えてくれるような知性を持っていたように記憶しています。今の生成AIのようなものを搭載していたということですかね。見ているときは主人公になりきっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=FTI3eO735MQ

⑦ 魔法使いサリー 1966
少女向けのマンガでしたが、好きでした。サリーは、みんなと違う魔法使いだということを知られたくなかった。画一的な教育に対する批判ではないかと思います。なんでもズバズバ発言する「よっちゃん」が印象に残っています。作者は鉄人28号の横山光輝さんですね。
https://www.youtube.com/watch?v=0F0xAFaJApk

⑧ 巨人の星 1968
野球は、それほど好きではありませんでしたが、このマンガだけはすべて読んでいます。大リーグで活躍できる選手に育てたいという星一徹の執念のようなものを感じました。大谷選手のように、日本人がこんなに活躍できるようになるとは思いませんでしたね。作者の川崎のぼるさんは、野球に興味がなく、ルールはあまり知らなかったそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=2FtfzXkxWKQ

⑨ あしたのジョー 1968
これにはハマりました。コーチの丹下段平が少年院に入っているジョーにボクシングのイロハを書いた手紙を送り続けるというシーンがあるのですが、私もその手紙の通りに練習した記憶があります。「打つべし!打つべし!打つべし!」当時はサンドバッグ、グローブ、マウスピースも持っていました。中学の同級生に4回戦ボーイになった人がいます。
https://www.youtube.com/watch?v=7L309EkCe4I

⑩ ゲゲゲの鬼太郎 1968
貸本で読んだ「墓場の鬼太郎」が最初です。最初に読んだ話は、輸血で妖怪の血が混じるというようなオドロオドロしいものでした。でも、景色などの細かい描写が好きでした。そのあと、ゲゲゲになってからは興味は薄れましたが、水木しげるさんの戦記物や文明批判などのマンガや著書は良く読みました。水木さんは「なまけものになりたい」とよく書いていますが、たいへんな努力家ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=NeYQOpMCt2k

⑪ タイガーマスク 1969
プロレスがゴールデンタイムで放送されていたころのマンガです。この前お亡くなりになったアントニオ猪木やジャイアント馬場の全盛期でした。主人公はタイガーマスクこと伊達直人ですが、哀愁を感じる話が多かったような気がします。エンディングのテーマ音楽がそれを表しています。
https://www.youtube.com/watch?v=OdJVSFh6008
・エンディングテーマ
https://www.youtube.com/watch?v=N13qzkWERCo

⑫ 天才バカボン 1971
若い頃、このマンガを読んでいたときは、それほど面白いとは思いませんでしたが、歳を取ってから読み直してみると深いマンガだったなと思うようになりました。ドリアン助川が書いた「バカボンのパパと読む『老子』」という本があるのですが、それを読んで納得しました。今は、バカボンのパパを尊敬しています。これでいいのだ!
https://www.youtube.com/watch?v=RawC-7fxME0

⑬ 宇宙戦艦ヤマト 1974
戦艦大和を宇宙に飛ばせてしまうという発想がすごいですね。あまり真剣に読んでいませんが、歌が好きでよく歌っています。こんど、中学の同窓会でみんなで歌う予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=u66DIUNUQhc

⑭ アンパンマン 1988
子どもたちが観ていましたので、後ろから覗いていました。やなせたかしさんは、平和主義者で、世の中に本当の悪者はいないと考えていたそうです。バイキンマンという悪者が出てくるのですが、最後まで殺さないんですね。アンパンマンにやられてバイバイキンと言って飛ばされるだけで、次回また復活してます。やなせさんが作った「手のひらに太陽を」という曲もよく歌いました。
https://www.youtube.com/watch?v=5mLape5F0Fw
・手のひらに太陽を
https://www.youtube.com/watch?v=xT8raHyVzf0

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