▶イブちゃん農園探訪(指宿 光明さん)

横須賀市長坂にある横高22期6組の指宿光明君(イブちゃん)の農園を訪問しました。横横道路衣笠インターから約3kmのブルーベリー農園。衣笠インターを出て衣笠城趾前信号の交差点を左に180度ヘアピンカーブ。台湾料理店の丁字路を右折して三浦縦貫道の下を潜り、小田和川を渡ってすぐ右折。幼稚園の角を左折してしばらく進んだ右手の山裾に広がっています。(高22期 高橋揚一

各株には甘くおいしく熟れた果実とこれから熟れる果実が豊富に実っていました。熟れた果実はその都度摘んでおかないとスズメバチが群がってしまうので収穫が大変とのこと。ピークは8月中頃のようです。農園と裏山はこれからも開発できればとのことで、観光バスで団体客がブルーベリー狩りに来るにはうってつけのように思えます。でも趣味でやっているので商売っ気を持たない純粋な農園として成長できれば良いのかも。


指宿光明君は横高ではバレー部長を務め東京農工大学に進みました。東京農工大学は22期生の誕生年度1951年からブルーベリーの研究を行い日本全国への普及を果たした大学で、彼もその成果を受け継いだひとりです。

大学卒業後は横浜市中央卸売市場本場青果部で農業関係の指導と販売の仕事をこなしてから横高に出向いて、月曜と木曜の16時半からと土日は終日バレー部を指導して、現在在学の79期生まで50年間監督を続けています。こんなに長く横高に貢献している人は彼以外におられないのでは。横高32期の海浦(塚本)洋子29代校長も彼の教え子でした。この日も三浦学苑高校で横高とのバレーの試合の監督をしてから農園を案内いただき、一度帰宅されてお孫さんを農園に連れて来られるとのことで、充実した毎日を過ごしている様子です。

ちなみに指宿(いぶすき)姓は平安時代からの鹿児島伝来の姓で、私は横高入学時に彼によって指宿の地名を初めて知り、大学時代に東京駅から日豊本線経由、急行高千穂号で28時間かけて訪ねたことがありました。

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